自らビジネスをする以上、顧客獲得やリピート率上昇などに努めることは大事なことです。
しかしビジネスを頑張りすぎるがゆえに、燃え尽きてしまってやる気が起きなくなる人もしばしば。
起業家にとっては自身の行動量と売り上げが比例することも少なくありません。
そこで燃え尽き症候群を防止し、モチベーション・キープする方法をご紹介します。
落ち込むのを防止する!正しい比べ方
1つ目のポイントは「落ち込むのを防止する!正しい比べた方」です。
起業するタイミングで、起業塾や経営塾などで学ぶ方もいることでしょう。
一緒に学ぶ仲間ができる一方で、同期の売り上げや成長と比べてしまう場面も出てくることが考えられます。
物覚えがよく、すぐにリピート率が上昇する人もいれば、技術をものにするのに時間がかかる人もいます。
人と比べると、「どうして自分だけ?」と悩んで立ち止まってしまうこともしばしばです。
人と比べず、「過去の自分」と比べましょう。
たとえば1か月前のあなたと比較して、新規顧客数やリピート率などが上がっているのなら、着実に成長しています。
目に見える数字出なかったとしても、ホームページのアクセス数や検索表示数などが上がっているのなら、成長としてとらえることができるでしょう。
人は人、自分は自分。人とは比べずに過去に自分と比べましょう
やる気を引き出す!正しい目標設定法
2つ目のポイントは「正しい目標設定法」です。
あなたのビジネス上の目標はどのように設定していますか?
人によっては長期目標しか立てずに、やる気が落ちているケースも。
目標は最終的なゴールだけでなく、短期的な目標も設定しましょう。
たとえば1年以内に年商1,000万円と設定したなら、半年、1か月、1週間などの小さな目標に落としていくことをおすすめします。
細かく目標を刻むことで、どのくらいのスパンで目標を叶えていくのかを現実的にとらえることができます。
先ほどの例の場合、半年で500万円、1か月で80万円、1週間当たりは20万円になります。
この数字を見て、現実的と思えずにやる気が起きないのなら、行動目標を刻んでみてもよいかもしれません。
「1か月以内に30人と1対1でアポを取る」
「ブログ記事を100記事書く」
「知人の名前をリストアップしてコンタクトをとる」
「うまくいっている人のセミナーを聴きに行く」
などの行動目標を書くことで、目標を達成させるためにどのような行動をすればよいのかが落とし込みができ、やる気がみなぎることもあるでしょう。
自分の性格に合わせて、短期目標や行動目標なども設定してみることを推奨します。
大きな目標以外に、小さい身近な目標も設定しましょう
焦りを解消する!アクション・メモ
3つ目のポイントは「アクション・メモ」をつけることです。
一生懸命行動していても、成果に結びつかないときには無意識レベルで焦りが生じるケースも少なくありません。
頑張っているのに成功がイメージしづらく、焦りだけが募っているときには「行動したこと」を書き出しましょう。
今日、あなたが行動したことは何でしょうか?
とっさに何も出てこないかもしれませんが、何もやっていない起業家はほぼ皆無でしょう。
ホームページのアクセス数をチェックしたり、検索されているキーワードを調べたり、他社のホームページと見比べしたり、見込み客とアポイントを取ったりなどの何かしらの行動をしているはずです。
まずはそれらの行動を紙に書き出してみましょう。
おそらく頑張っている人ほど、紙に書ききれないくらいの行動をしているはずです。
人によっては、2枚目の紙に「今日やった行動」を書いているかもしれませんね。
書き出すだけでも不必要な焦りが解消され、
「今日も淡々とこなそう」
「もう少し数を増やそう」
などと建設的な思考が戻りやすくなります。焦ったときには書き出しましょう。
焦ったときには「行動したこと」を書くと安心できますよ
モチベーションを高める!達成マーク
4つ目のポイントは「達成マーク」です。
もしやる気がそがれて行動できないのなら、達成マークを使うことをおすすめします。
小学生のころ、音読の宿題をやるたびにスタンプやシールを張ってもらったことはありませんか?
何かを行うことで、スタンプを押したり、シールを貼ったり、花丸を書き込んだりすることで「これだけやったんだ」と視覚的に認識できます。
同時に「行動する=シールを張ってもらう(ご褒美をもらう)」を習慣化することで、プラスの感情を沸き起こり、再びその行動をしようという気持ちになりやすくなります。
行動する気持ちが落ち込んでいるときこそ、達成マークを活用しましょう。
達成マークをつける条件は自分で決められますが、「行動目標の達成時」につけることをおすすめします。
なぜなら行動は自ら決めて実行できますが、成果に対しては人が関係してくるため自分だけでは統制できないためです。
テレアポ30件かけたら1スタンプ。ブログを3記事書いたら1スタンプ。10人に提案したら1スタンプ。
行動に対して達成したらスタンプを押すようにすることで、「今日はできた」「今日はあと一歩だった」と見える化でき、モチベーションアップに通じます。
行動した自分をプラスに評価し、モチベーションをキープしましょう
過去の自分は何点?成長を数字で「見える」化
5つ目のポイントは「過去・現在の自分に点数をつける」ことです。
起業家においては成果を出すための行動にも目を向けることが大事!
なぜならいきなり成果が生まれるのではなく、コツコツと努力を重ねた結果として、売り上げとして成果が出るケースが大多数だからです。
1か月前はブログを書いたり書かなかったりで30点くらいだったとします。
それが毎日1記事アップできるようになったのなら、50点くらいにアップしているのではないでしょうか。
たとえまだ売り上げやリピート率などにめぼしい変化が生じていなかったとしても、その前に行動面や振る舞いなどで変化が生じているのなら、成長しています。
1か月前、3か月前の自分に点数をつけるとしたら、何点でしょうか。
その理由も考えてみましょう。
続いて、今現在の自分に点数をつけ、その理由も考えてみます。
その際に、「できたこと」「取り組んだこと」などを踏まえて評価してあげると、やる気につながります。
過去の自分に点数をつけ、成長を実感するとやる気に通じます。
エネルギー切れを防ぐ!こころの休息法
6つ目のポイントは「こころの休息法」を取り入れることです。
頑張りすぎて燃え尽き症候群になる人は、休息を後回しにしている方が少なくありません。
あなたは適度にお休みをとっていますか?
お休みと聴くと、家でじっとしているイメージしかないかもしれませんが、人によっては山登りや海水浴、バーベキューやカラオケなどに出かけるのが好きな人もいることでしょう。
その場合には、休みの日を確保して、好きな場所に出かけたり、好きな人に会いに行ったりなど、あなたが心地よいと感じる過ごし方をすることをおすすめします。
のんびりおうちにいるのが好きなら、気になっていたDVDを観賞したり、好きな音楽を聴いたりする過ごし方もよいでしょう。
リフレッシュしたいのなら、アロママッサージをうけたり、動物と触れ合ったりなどの癒しの時間を作るのも休息になります。
頑張りすぎてエネルギー切れになるのを防ぐために、あなたにとってベストな休息をとりましょう。
あなたがくつろげる場所でエネルギーを補充する時間をとりましょう。
まとめ
頑張るのは良いことですが、頑張りすぎて何もする意欲がわかない状態になると、自らの行動が売り上げに直結する自営業者は大打撃です。
やる気がわくように達成シールを取り入れたり、適度に休息を取り入れてモチベーション・キープしたりなどの工夫を凝らしましょう。
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