ビジネスをする以上は、最大限のパフォーマンスを発揮し、売上アップや作業の効率化を図りたいところ。
しかし、睡眠不足や睡眠の質が芳しくないと、大事な場面で本来の能力を十分に発揮できないケースも。
それではもったいない!
そこで仕事のパフォーマンスを最大化するための5つの睡眠習慣について、ご紹介します。
1つ目:起きたらすぐに太陽の光を浴びる
あなたが朝起きて真っ先ににするアクションは何でしょうか。
起きてすぐにスマートフォンやタブレットをオンにする方も多いかもしれません。しかし、寝起きすぐにタブレットを見ると、体内の自然な目覚めを促せず、おすすめはできません。
もしあなたが仕事中のパフォーマンスを最大限発揮させたいと思っているのなら、睡眠の質をアップする行動をとることが重要です!
なぜなら睡眠の質を高めることで、日中にうとうと眠くなったり、起きたときに疲労感が残ったりしないからです。
そこで、睡眠の質をアップさせる行動の1つとして、起きて真っ先にしてほしいアクションは「カーテンを開けること」です。
遮光カーテンでない場合には、カーテンを開けなかったとしても、じんわりと太陽の光を感じることはできます。しかしその状況にも、なるべく直に太陽の光を浴びることをおすすめします。
朝日を浴びると脳内物質「セロトニン」が分泌され、スリープ・モードだった脳を覚醒状態に切り替えてくれます。体内リズムも調整されて体がすっきりし、頭もシャキッと働きやすくなるでしょう。
起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。セロトニンによって頭もシャキッとして、目覚めを促してくれます。
2つ目:午後はハーブティーでリラックス
昼下がりになると、満腹感も伴ってうとうと眠くなり、コーヒーを片手にむりやり仕事をしていませんか?
コーヒーに含まれるカフェインが覚醒を促しますが、飲む時間によっては寝つきを悪くする恐れがあります。なぜならコーヒーの覚醒時間はおよそ3~6時間も続くからです。
カフェインの影響を受けやすい人だと、6時間以上も影響が出るため午後の摂取には注意が必要!
もし昼下がりにうとうと眠くなってきたのなら、コーヒーではなくハーブティーの力を借りましょう。
スッキリ感の強いペパーミントやローズマリーをチョイスすれば、寝つきに影響を及ぼすことなく眠気に打ち勝つことができます。ペパーミントは制汗剤や虫よけスプレーなどでおなじみのハッカの香りなので、さわやかで好きな人も多いでしょう。
さらに香りが集中力を高める作用もあるため、午後の摂取にも最適です。ハーブティーでリラックスしながら集中力を取り戻すようにしましょう。
午後の眠くなる時間にはコーヒーではなく、ペパーミントやローズマリーのハーブティーをチョイスしましょう。
3つ目:シャワーのみはNG!ゆっくり入浴でリフレッシュ
お仕事が終わって帰宅するころになると、くたくたになってシャワーだけで済ませていませんか?
特に入浴が面倒だと感じている人や残業の多い人ほど、お風呂の時間をパパっと済ませてしまうことが少なくありません
しかし質の良い睡眠をおとりたいのなら、ぜひともお風呂に浸かってください。
シャワーだけでは全身を十分に温めることができずに、血液循環を促すことができません。その結果、疲れをスーッととる効果が落ちてしまいます。
浴槽に浸かって全身を温めることで、日中の疲労感をスーッととることができます。
さらに代謝がよくなることで心身のリフレッシュ効果も促せるでしょう。
ひとえにお風呂といっても、半身浴派や熱々のお風呂派など、一人ひとり好みが違います。睡眠の質だけでいうのなら、半身浴よりも全身浴のほうがおすすめです。
その理由は全身浴のほうが血液循環がよくなりやすいからです。けれども心臓が弱い方や何らかの持病を持っている方に関しては、体に負担もかかるので注意しましょう。
眠りやすい温度は「ぬるめのお風呂」です。熱すぎるお風呂は自律神経の切り替えが上手にできません。
ちょっとぬるいかな、と感じるくらいの温度が心身を緩めることができ、リラックス状態である副交感神経を優位にしてくれます。ぬるめのお風呂に10分ほど使って、じっくりと体を温めましょう
入浴の時間帯は寝る2時間ほど前がおすすめです。寝る直前にお風呂に入ってしまうと、体温が適切な温度まで下がり切らずに、寝づらくなります。
24時に寝る方は22時ごろまでにお風呂を済ませて出てくると、ちょうどいいでしょう。
眠る2時間前までに「ぬるめのお風呂」に10分ほど浸かりましょう。リラックスして寝付きやすくなります。
4つ目:スマホ・PCは22時にはシャットダウン
家でくつろいでいる時間帯には、どのような行動をすることが多いでしょうか?
おそらくスマートフォンやタブレットでSNSを開いたり、返信をしたり、youtubeを視聴したりする方が多いのではないかと思います。
では、あなたがスマートフォンやパソコンの画面を閉じるのは、寝る何時間前ですか?
おそらく寝る直前までSNS投稿していたり、何らかの閲覧をしていたりする方が大多数でしょう。
けれども視聴しているスマートフォンやタブレット、パソコンやテレビは眠りを阻害するブルーライトを発しています。
寝る直前まで寝ていると、眠りを妨げてしまい、布団に入ったけれどなかなか寝付けなくなったり、眠りが浅くなったりしがちです。その結果、朝の目覚めがけだるくなったり、仕事中に眠気が出たりしかねません。
勇気をもって寝る2時間前には電源をオフにしましょう
仕事上の連絡が入ってきてしまい、チェックしないときが済まない体質の人もいるかもしれません。
その場合には、「業務時間」を明確にしたり、時間になったら自動的に電源が落ちる設定にしたりなど、工夫をしましょう。
もし電源を切ってしまったら何をすればいいのかわからないのなら、読書や音楽、ストレッチや瞑想などがベターです。
心地よくリラックスできるでしょう。
寝る2時間前にはスマホを切り、代わりに読書やストレッチでくつろぎ習慣をつけましょう。
5つ目:今日あったいいこと3つ書いて寝る
1日のやることを終えたら、ベッドに入って眠ります。
さて、あなたは寝る前にする行動はありますか?
お手洗いに行って用を済ませたり、歯磨きをしたりする以外に大事なことがあります。それが「今日あったいいことを3つ書く」ことです。
特に寝る前に仕事のミスやスケジュールなどが浮かんできやすい人ほど、書き出す習慣をつけてほしいです。
なぜなら今日あったいいことを書き出すことで、ポジティブな気持ちで眠りにつけるからです。
人は寝る直前にしていた行動を色濃く記憶します。仕事でやらかしたミスや抱えているプロジェクトの不安などをよぎらせながら眠りにつくと、怖い夢を見たり、不安や心配から寝つきの悪さをもたらします。
反対に、今日言われてうれしかった言葉や幸せだと感じたエピソードを思い出し、紙に書き出すことでこころの中はぽかぽかと温まるはずです。
その状態で眠りにつくことで緊張感を解き、リラックス状態で寝付くことができます
褒められた言葉や楽しい出来事などを意識的に思いだしてみてください。あたたかな気持ちで眠りにつけるでしょう。
まとめ
仕事の効率を上げようと思うと、PDCAサイクルや作業工程の見直しなどに目が行きがちです。
しかし、パフォーマンスを上げたいのなら睡眠の質を高め、寝ている間にしっかり疲れをとり、爽快な気持ちで目覚めることが不可欠!
濃い睡眠をとり、最大減の能力を発揮しましょう!
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