金積立を始めてみたいけれど、始め方が分からない…という方もいらっしゃるでしょう。
金積立をしておけば、もし日本経済が破たんした場合、通貨の価値がなくなってしまい紙くず同然になりますが、金ならそういうこともありません。
そこで、ぜひ始めてみたい金積立について詳しくご紹介しますので、検討されている方はぜひ参考になさってみてください。
Contents
金積立の魅力
まず、金積立の魅力についてみてみましょう。
金は現物資産と言われており、そのものに価値がある資産。
また、希少価値が高く世界的に共通の価値を有する資産ですので、万が一有事の際も安心できる資産と言っていいでしょう。
金の保管方法
金積立の始め方を知る上で、金の保管方法についても知っておきましょう。
金の保管方法には2つあり、特定保管と消費寄託に分けられます。
まず、特定保管の方ですが、これだと取り扱っている会社が万が一倒産してもそのまま金を受け取ることが可能です。
ただ、毎月手数料がかかったり、運用益が受けられないというデメリットもあります。
いっぽうで、消費寄託の方は運用成績や取り扱い会社によって利益が得られる場合があります。
運用益の還元方法は無料のサービスだったり、ポイントだったりしても、特典が受けられるのはうれしいね
ただ、万が一取り扱い会社が倒産すれば金が引き出せなくなる場合があるので要注意です。
この2つの保管方法を理解した上で金積立を始めるようにしましょう。
金積立のメリット
次に、金積立のメリットについてお教えします。
少額から始められる
金を購入する方法はさまざまですが、金の価格は動き続けており万が一の場合元本割れすることもあります。
そのため、金積立の初め方が分からない初心者の方は金積立がおすすめ。
金積立とは毎月一定の金額で金を購入し積み立てる方法で、扱っている会社は証券会社や銀行、貴金属会社などさまざまです。
中には1,000円から始められるところもあり、毎月少しずつ積み立てることでドルコスト平均法で購入できることから価格変動のリスクを最小限にすることが可能です。
現物で受け取れる
また、取り扱っている会社によって、金貨やジュエリーなどに等価交換することもできるのも金積立の魅力です。
金積立にかかる税金
さて、金積立を行うとどんな税金がかかってくるのでしょうか?
金積立を行うと、消費税と所得税の2つがかかってきますが、実施のところ税金についてほぼかからないと考えてよさそうです。
その理由についてお教えします。
金積立を行う場合、金を売買する際に消費税がかかってきます。
ただ、売却時に消費税の分が売却額に上乗せされるので、それによって消費税は相殺され実質ゼロになるということです。
次に所得税についてですが、金を売却したことで利益が出たらかかる税金です。
この所得税についても金積立では考えなくてよさそうです。
その理由は金積立を行うだけで所得税がかかるほどの取引にならないことがほとんどだからです。
そもそも、所得税には控除額が設定されており、控除額より売却益が小さければ税金はかかりません。
個人の取引でそこまで売却益が出るとは考えづらいため、所得税は考えなくていいということだな
金積立の始め方
年間にかかるコストを考慮する
金積立の始め方で大切なのは年間にどのくらいのコストがかかるのか理解しておくことです。
金積立はそもそもローリスクローリターンと言われている投資法ですが、長期間続けなければ意味がありません。
そのため、考えておくべきなのが年間にかかる手数料です。
他にも、コストに見合ったサポートが受けられるのかどうかも確認しておくべきです。
金積立を扱っている会社
さて、金積立の始め方が分かったところで、具体的に取り扱っている会社にはどういったところがあるのでしょうか?
具体的に挙げてみますと、地金商や宝石商、銀行、商社、証券会社、鉱山会社…などがあります。
たとえば、鉱山会社だと住友金属鉱山や銀行だと三井住友銀行、証券会社だと楽天証券、商社なら三井物産などですね。
こういった取り扱い会社の中からご自分に合ったところを見つけることになります。
それ以外にもさまざまな会社があるから、ネット検索で「金積立」と検索してみるといいな
取り扱い会社を選ぶポイント
次に、さまざまな金積立の取り扱い会社の中からどうやって選ぶのがいいのかをお教えします。
ポイントとして手数料などのコスト、金の保管方法、交換できるもの、引き落とし日はいつか…などがあります。
さらに、定額購入の他にスポット購入ができるかどうかもチェックしておいた方がよさそうです。
その場合、最低購入金額や手数料はかかるのかどうかも見ておきましょう。
交換方法についても、金貨か地金、ジュエリーなどの中でどういったものに換えられるのか知っておくといいでしょう。
その中でも特に、交換できるものに地金があるかどうかが重要なポイントになってきます。
引き出すという意味は手元に置いておくことを言いますが、地金で引き出せるとある程度のリスクがあるものの、手元に持っておきたいという人にはメリットです。
手元に持っておきたいという方は現物で引き出せるかどうか取り扱い会社に尋ねておきましょう。
保管方法については上でご紹介した2つがありますが、それぞれの特徴を知った上で選ぶようにしましょう。
さらに、証券会社を選ぶ場合だと、すでにお持ちの銀行口座が判断材料になるかと思います。
取り扱い会社との提携によって振り込み手数料が無料になる場合がありますし、金利が優遇される場合もあるのでチェックしておきましょう。
また、スプレッドの大きさについても知っておくべきです。
このスプレッドとは買った時と売った時の価格の差のことで、金積立はスプレッドが発生することが多いです。
この大きさについては取り扱い会社によってさまざまで、この幅が大きいほど損失が大きくなる可能性が高まるので、当然ですが小さいところを選びましょう。
金積立取り扱い会社によって、さまざまなキャンペーンを行っています。
たとえば、新規申込者に対しなんらかのサービスや商品を提供したり、キャッシュバックなどをプレゼントしたり…です。
Webでキャンペーン情報が掲載されているから、要チェックだ!
金積立におすすめの取り扱い会社
金積立を始めるならマネックス証券がオススメ。
1か月3,000円からスタートできるこのマネックス証券なら年間の手数料が非常に安く済みます。
それに、地金として手元に置いておくことができるのもメリットです。
100グラム以上から金として引き出し、手元に置いておけるのはうれしいですよね?
楽天証券なら同じユーザー管理で、金積立以外に投資信託や株式なども扱えるので資産管理がしやすいです。
また、別の証券会社への資金移動の手間やコストがかからないのも魅力です。
何より、大手楽天が運営しているためセキュリティも万全。
万が一楽天証券に何かあっても、資産は100パーセント保全されます。
まとめ
金積立の始め方について、メリットや手数料、取り扱い会社の選び方などをみてみました。
金積立はローリスクなので投資初心者に最適な投資法です。
ただ、決してリターンの大きい投資法とは言えません。
つまり、長期的かつ確実に資産を増やしたい方に最適な投資法です。
ぜひ、金積立に興味がある方はこの機会に少額から始めてみませんか?
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