仮想通貨取引をやってみたいけど、なんだか怪しそう…と躊躇している方も多いかと思います。
わが国では仮想通貨に関する法律が整備され、誰でも気軽に取引できるようになりました。
ただ、仮想通貨の値動きは激しいため知識のないまま始めてしまうと、大きな損失を被ることがあります。
そこで、ここでは仮想通貨取引を行う上での注意点をご紹介しますので、仮想通貨に挑戦してみたいという方はご参考になさってみてください!
仮想通貨って?
そもそも仮想通貨とは何かと言うと、お札や硬貨のように実体のない通貨のことで、デジタルデータとしてのみ存在しているお金であって国家が発行しているものではありません。
たとえば、米ドルや日本円などはそれぞれの国の中央銀行が価値を保証した上で発行していますが、仮想通貨の発行に国や金融機関は関わっておらずなんら保証はありません。
暗号通貨というのがありますが、これは暗号を使う仮想通貨のことで安全性が高いのが特徴で暗号通貨と仮想通貨は同じものだととらえてよさそうです。
では、電子通貨は仮想通貨と同じなのか?と聞かれればそうではなく、電子マネーのことで全く違うものです。
仮想通貨のメリットは365日24時間いつでも好きな時に取引できることで、土日や夜間でも取引できることから平日の昼間仕事をしている人でも取り組みやすくなっています。
また、仮想通貨の口座を開設するのは簡単なのも魅力だな。
本人確認書類などを用意すればすぐに口座開設ができるので、仮想通貨をやってみたいと思ったらすぐに取り組むことができます。
仮想通貨は投資初心者の人にも取り組みやすそうだね。
仮想通貨の種類
仮想通貨の種類はなんと、2,100以上もあると言われています。
最も有名な仮想通貨はビットコインで、それ意外の仮想通貨を総称してアルトコインと呼んでいます。
アルトコインにはイーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュ、ネム、ライトコイン、イーサリアムクラッシック、リスク、モナコイン、ファクトムなどがあります。
ただ、注意したいのは詐欺コインと言われるものもあること。
この詐欺コインとは資金を集めるためだけに開発された、なんら実体のない仮想通貨のことです。
仮想通貨を選ぶ際はこういった詐欺コインに手を出さないように注意していただきたいです。
仮想通貨取引を行う際の注意点
詐欺や盗難のリスクがある
仮想通貨取引を行う際の注意点に詐欺や盗難に遭う可能性があることが挙げられます。
どんなに仮想通貨取引所が安全でも、個人が所有するスマホやタブレット、パソコンなどから流出したり、盗難に遭う可能性があります。
たとえば、スマホやパソコンにウォレットを保管している場合にハッキングに遭いパスワードが盗み出されてしまうと、保有している仮想通貨が勝手に送金されてしまうかもしれません。
これは仮想通貨だけに限ったことではなく、現金やクレジットカードでも同じで十分に注意が必要です。
さらに、仮想通貨取引を行っている人をターゲットにした詐欺や事件も多発しており、仮想通貨が初心者の人に対して悪徳詐欺を行う業者も増えています。
他の資産と同じで、仮想うつ化も現実とネットの世界両方で利用している人自身がしっかりとセキュリティ対策を行わなければなりません。
また、サービスを利用する際に金融庁などの公的機関が認めたものを選んで利用することが大切です。
日常生活に支障をきたす取引はしない
仮想通貨取引を行う場合の注意点に、日常生活に支障をきたすような取引を行わないことです。
ある投資についての調査によれば、資金に余裕がなければないほど損切りする回数が増えると分かっており、ギリギリの資金で仮想通貨取引を行うとなれば、1日中チャートばかり見るようになり取引の回数も増えていきます。
利益がある程度出ていれば放っておけますが、損が発生していると目が離せなくなるので損切りばかりしてしまうのです。
こういった生活を続けているとお金だけでなく大切な時間も失うことになるので、資金的にも時間的にも余裕を持って取り組みましょう。
正規の取引所も100パーセント安全ではない
また、詐欺とは違っていますが、たとえ正規の取引所であっても100パーセント安全とは言い切れません。
以前ハッキング事件が起こったことを考えても、取引所に自分の大切な資産を預けたままにしておくのは非常にリスクが大きいです。
もちろん、正規の取引所であれば細心の注意を払ってセキュリティ対策を行っているでしょうが、その上手をいくのがハッカーの存在です。
取引所には大金が眠っているのですから、ハッカーは常にそのお金を狙おうとしています。
また、ハッキング意外にも取引所自体が破産するなどの可能性もあるので十分に注意して資金管理を行いましょう!
ウィルス
自分のパソコンやスマホがウィルスに感染してしまうと、それが原因でハッキングに遭い仮想通貨が消失したり、送金されてしまうことがあります。
また、パソコンやスマホが故障してしまうと、仮想通貨の取引ができなくなってしまうこともあります。
税金を支払う必要がある
仮想通貨取引を行っていて大きな利益があると、所得税を支払わなければならなくなります。
投資の経験があまりない初心者にとって悩むことが多いでしょうし確定申告に不慣れな場合は何から手をつけていいのか分からないでしょう。
想通貨の売買で得た利益は雑所得に当たるため、所得税を納めなければなりません。
所得税は累進課税という利益が多ければ多いほど税率が高くなる課税方法で最高税率はなんと55パーセントというから驚きです。
しかも、実際に納税するのは翌年なので、いざ支払うとなった時に手持ちのお金がない…などとならないよう、十分に注意しましょう。
ストップ高、ストップ安がない
株式投資をやったことがある方ならご存知でしょうが、株式投資にはストップ高やストップ安が存在します。
ですが、仮想通貨にはないため注意が必要です。
ストップ高やストップ安があると、市場が過熱するのを防げるので、価格が下落しすぎた時も値幅制限がかけられます。
仮想通貨の場合値上がりした場合に天井がないのでどこまででも無制限に上がる場合もありますが、逆にどこまででも下がる可能性もあります。
そのため、仮想通貨取引を行う場合莫大な利益が得られると同時に莫大な損失を被る可能性もあるということを知っておきましょう。
ただ、株式投資が安全というわけではなく、保有する株式の企業の経営状態が悪化すれば株価が下がり、倒産すると価値がゼロになり紙くず同然になります。
つまり、株式投資であっても初心者にとっては慎重に行う必要があり、投資する株についてしっかりと検討する必要がありそうです。
どんな金融商品で投資するにも注意しすぎることはない…ということだね!
仮想通貨にストップ高、ストップ安がないというのはちょっと怖い気がするな
まとめ
仮想通貨取引を行う際の注意点についてまとめてみました。
仮想通貨取引自体は怪しいものではなく、きちんと取引していればなんら問題ありません。
ただ、仮想通貨関連の詐欺や事件が多発していることから、仮想通貨自体のイメージダウンになっています。
仮想通貨取引を行う場合はきちんと対策と取り、注意することで大きな利益を得られることもあります。
日本で認可を受けた取引所で取り引きするなど十分に注意した上で仮想通貨取引を行ってくださいね!
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