みなさんは仮想通貨に興味がありますか?
仮想通貨と一言で言っても、ビットコインやリップル、イーサリアムなどさまざまなものがあり、その種類は1,000以上とも言われています。
仮想通貨を選ぶ時、知名度が高いから、名前を知っているからなどという単純な理由で選んでしまうと、後になって後悔することになるでしょう。
ここでは仮想通貨を選ぶ際に比較するポイントをお教えしたいと思いますので、仮想通貨を始めてみたいとお考えの方の参考になればと思います。
仮想通貨を比較する際のポイント
信頼性
仮想通貨は世界各国で1,000以上もの種類がありますが、中にはお金を集めるためだけの実体のないもの、いわゆる詐欺コインもあります。
数年前に起こった仮想通貨バブルの際、こういった詐欺まがいのコインに多くの人が飛びついてしまい、価格が上がり莫大な利益を得た人もいます。
ですが、当然のことながらそういった詐欺コインは淘汰されるので、仮想通貨を買う際はこのような実体のないコインを買うのは避けましょう。
将来性
仮想通貨を比較する際、将来性を見るのも重要です。
将来性の高い仮想通貨を選べば、今後価格が上がっていくと考えられるからです。
たとえば、アルトコインの中でも今はそれほど注目されていなくても、開発が進んでいるようなものだと将来性が高いと言えるでしょう。
将来性の高い仮想通貨なら今後さらに開発されていくにつれ多くの人から注目されていくため、価格が上がっていくことが見込まれます。
そのためにはネットや周りの情報ではなく自分でじっくりと調査することが大切です。
たとえば、その仮想通貨が何を目標にしていて開発が進んでいるかどうか…などをチェックするといいでしょう。
時価総額
また、仮想通貨を比較検討する場合に時価総額をチェックすることも重要です。
一般的に時価総額が高ければ高いほど値上がりするわけではないものの、ある程度の時価総額ランキングが上のものほど流動性が高いので他の仮想通貨と比較してもおすすめです。
ちなみに、時価総額を見た時に下位のものには詐欺まがいのものもあるので注意が必要です。
時価総額を見るにはリアルタイムで情報を見られるサイトがあるので、ぜひチェックしてみましょう。
仮想通貨を比較する際、いろいろなことにポイントをおいて選ぶ必要がありそうだね。
仮想通貨徹底比較
ビットコイン
さて、仮想通貨を比較するポイントをご紹介したところで、具体的に仮想通貨を比較してみましょう。
仮想通貨の代表とも言えるビットコインは決済をメインに開発されたコインで、ある人物の論文を元に開発され2009年に生まれました。
仮想通貨の中で一番始めに生まれたコインとして知られています。
米ドルや日本円などのお金を法定通貨と呼びますが、これらはそれぞれの国の政府が価値を保証しており、発行量も調整しています。
法定通貨は権力が1つに集中していることから、中央集権的と言われていますが、ビットコインは発行量のコントロールもなく価値を認めるのはわれわれです。
つまり、権力が集中しておらず分散していることから非集中権的と言われるもので、仮想通貨の考え方の基盤となっているのです。
イーサリアム
次にイーサリアムです。
このイーサリアムはビットコインに次ぎ注目されている仮想通貨で1,000もの種類がある仮想通貨の中でもビットコインに次いで時価総額が多いことでも知られています。
ちなみに、このイーサリアムもビットコインと同じで、ブロックチェーンを利用していることでも知られているな
ビットコインとの大きな違いはスマートコントラクトという技術を使っていること。
スマートコントラクトとは取引上の契約を自動的に実行したり、保存したりする機能のことで、これを使えば誰にいつ送金するかなどの内容が自動的に実行されます。
実行後はネットワーク上にその内容が保存される便利な機能です。
つまり、ビットコインもイーサリアムもブロックチェーン上で取引記録が管理されていますが、イーサリアムは取引を行えば契約内容まで管理されるため優れています。
リップル
次にご紹介するのはリップルです。
リップルは送金の速さや手数料の安さで知られている仮想通貨で、銀行間の送金や国際送金を前提に作られたコインです。
実際、リップルネットに加入する銀行は世界各国にあり、その機能性の高さに多くの企業が賛同していることでも知られています。
今後、リップルの技術を使えば国際送金がよりスムーズに行われることは間違いなさそうです。
モナコイン
モナコインという仮想通貨の名前はあまり聞き慣れないかもしれませんが、日本初の仮想通貨でモナコインのモナは2ちゃんねるのモナーから来ているそうです。
モナコインのベースはライトコインで、日本の仮想通貨の中でもっともコミュニティが強いとされており、モナコインで決済可能のお店を検索できるサイトまで作られています。
リスク
次にご紹介したいのはリスク。
リスクは2016年に誕生した仮想通貨でイーサリアムと同じくスマートコントラクトが実装されていることで知られています。
また、最大の特徴としてサイドチェーンのシステムが採用されているためセキュリティ対策は万全です。
このサイドチェーンとは新しく記録を作っておくシステムのことで、ブロックチェーンとは分けて情報を遺しておけるので何かトラブルがっても元の状態に戻せるのがメリットです。
そのセキュリティの高さから、マイクロソフト社と提携しているほどで、セキュリティを最優先したい方におすすめの仮想通貨です。
ビットコインキャッシュ
次に、ビットコインから分岐した仮想通貨ビットコインキャッシュがあります。
最大の特徴は分岐時の容量がビットコインの8倍、これにより、ビットコインのスケーラビリティ問題が解決したと言われています。
そのため、ビットコインの生成スピードや容量に不安があった人たちに絶大な支持を得ているコインです。
なお、価格の動きはビットコインと連動しやすくなっていますので、ビットコインと比較しながら動きを注目していきたいコインです。
ファクトム
日本で取り扱っている取引所が少ないので他の仮想通貨と比較して知名度が高くないファクトム。
特徴はプラットフォームとしての強みがあること。
ファクトムはビットコインのような決済方法ではなく、プラットフォームとしての役割があり、特定の事実について証明できる記録の管理が可能です。
次に、記録や書類を分散し管理、追跡、監査が可能な機能を持つ仮想通貨であることです。
ファクトムは低コストで大量の情報を安全に管理することができるので、たとえば、役所の印鑑証明や不動産登記などのような公正証書を保管したり、管理したりするのに活用できるのではと言われています。
仮想通貨と一言で言っても、ものすごい種類があるんだね。
まとめ
仮想通貨を比較する際のポイントや具体的に仮想通貨を比較してご紹介しました。
仮想通貨を取引する場合、他の金融商品と比較してメリットが多いもののデメリットもあります。
そのため、仮想通貨で取引すると大きな利益を得られるいっぽうで、よく分からないまま行ってしまうと莫大な損失を被ることもあります。
また、短期か長期かなどの取引方法によって手法も変わってくるので、しっかりと理解した上で取引を始めましょう。
ここでご紹介したことが仮想通貨を選ぶ際のご参考になれば幸いです!
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