起業したいと思っても始め方が分からない、どうやって始めれば良いの?とお困りの方は多いでしょう。
何を勉強し、どうやってお金を用意すればいいのか?
起業と言うと大それたことのように思いますが、ほとんどの場合そうではなく、ネットを活用すればちょっとしたことでも起業できます。
一昔前のように、大金を借り人を雇いオフィスを借りて…という時代は終わりました。
最小限の資金で身軽に起業することが可能な時代です。
ここではそんな、起業の始め方を分かりやすくご説明したいと思います!
起業の始め方
アイデアを決める
まず、起業の始め方としてアイデアを決める必要があります。
ここでつまずく人がほとんどだそうです。
時間と労力を起業すること自体に使いたいので、アイデアはスムーズに決めたいところ。
ただ、自分の得意分野がはっきりしていない、好きなジャンルが分からない…という場合、決めるのは非常に難しいです。
そこで、次のようなことにポイントをおいて選んでいただければと思います。
- 在庫を持たずにすむ
- 利益率が高いもの
- 定期的に収入がはいってくる
- 最低限の資金で始められる
これらの条件に当てはまるものなら、起業を成功させられる可能性が上がります。
ちなみに、ネットビジネスならこれら全てに当てはまります。
ジャンルを決める
起業の始め方としてアイデアがある程度決まったらジャンル決めをしていきましょう。
人の代わりに何かやってあげるスキルを売るジャンルです。
たとえば、ライターやホームページ制作、アプリの開発…などですね。
実際目に見えるもの、商品を売るビジネスで、モノを仕入れ売り利益を上げるジャンルです。
自分が持っているノウハウを売るビジネスです。
たとえば、セミナーを開いたり、情報商材を売るビジネスですね。
不動産投資など所有するスペースを貸すビジネスや、婚活やコミュニティを作る…などがあります。
大きく分けてこれら4つのジャンルになりますが、これらを複数組み合わせるという方法もあります。
たとえば、ネットでいらなくなったものなどを売るメルカリってありますよね?
これはモノを売る場所とチャンスを提供しているビジネスです。
うまく複数のジャンルを組み合わせて利益を上げているいい例だな
スキルを身につける
起業の始め方として次にやるべきことはスキルを身につけること。
起業やビジネスを運営する上で必要なスキルを全て持ち合わせていることなどありえません。
たとえば、不動産投資を行うための物件を所有していたとしても、経理について知識がない…なんてことは多いです。
そういう場合、自分にとってどんな知識やスキルが不足しているかをまず書き出すようにしましょう。
その後、それらを補うための講座や研修を探し受講するなどしましょう。
たとえば、自治体が開催しているオンライン講座や起業講座などがあるので受けてみるといいでしょう。
また、先輩起業家から話を聞くのもいいですね。
また、起業を始めるのに独学で勉強するのは難しいです。
特に法律や税金に関することは素人ではなかなか学べません。
そのため、法律や税金に関する資格を持つ人に依頼することがおすすめ。
誰に頼めばいいか分からない場合は知り合いに紹介してもらうのが安心ですね。
起業するにはしっかりとスキルを身につけておかないとだめだね。
法律や税金についてはプロに任せた方がよさそうだな
事業計画を作成する
起業の始め方として次に行うことは事業計画の作成です。
ただ、事業計画と言われても何から始めどうすればいいのか初心者には理解できないでしょう。
ここでは事業計画の具体的な作成方法をお教えします。
まず、事業計画を作成するに当たり、事業内容を決めましょう。
事業内容とは自分が得意な分野に対し、どんなスキルや人脈がありそれらを活かすことでどのくらいの収益が上がるか検討し決定します。
ここで大切なのは得意分野か?採算性は見込めるか?ターゲットは決まっているか?のバランスです。
この中のどれか1つに偏りがあると、続けるのが難しくなるのでいかにバランスを取るかが重要です。
次に行うことはビジネスモデルの作成です。
ビジネスモデルの考え方として顧客ターゲットはどういった層か、ターゲットにどうリーチすれば採算があがるのか…など、客観的に見て考えていかねばなりません。
さらに、キャッシュポイントはどこでマネタイズをどうやっていけばいいのかはっきりしていないと、ビジネスとして不成立になるので、しっかりと考えておかねばなりません。
資金調達
起業の始め方として重要なのが資金調達です。
一般的に理想なのは全額自己資金で起業することですが、なかなかそうもいきません。
自己資金で足りない部分は金融機関からの借り入れや助成金の利用などがあります。
ただ、金融機関から借り入れる場合だと当然収支計画や事業計画書をしっかりと作り込んでいなければなりません。
お金を貸す側からすれば、収支計画や事業計画書がいい加減なところに大切なお金を貸すことなどできないからです。
金融機関からの借り入れでメジャーな方法が日本政策金融公庫からの借り入れです。
この日本政策金融公庫は政府が100パーセント出資しているため、民間からお金が借りづらい中小企業や起業家にありがたい存在です。
そんな日本政策金融公庫の融資制度にはさまざまなものがあり、最も借りやすいと言われているのが新創業融資制度というもの。
申し込みから融資が実行されるまでの機関が1ヶ月程度と早いほか、保証人なし、無担保、連帯保証人もなしで3,000万円を上限に借り入れができます。
他にも中小企業経営力強化資金や新規開業資金などさまざまなものがあり、電話で相談にも乗ってくれるから一度相談してみるといいな
次の資金調達の方法として創業補助金があります。
この創業補助金は起業する人のための補助金のことで、最大の補助金額は200万円となっています。
ただ、募集期間が短期間で要件が複雑となっているので早めに準備しておかねばなりません。
ベンチャーキャピタル
次の資金調達方法にベンチャーキャピタルがあります。
このベンチャーキャピタルとは成長が見込まれる上場していない企業に対し、株式として資金と投資することで利益を得る投資ファンドです。
いっぽうでエンジェル投資家というのはビジネスに成功した経営者や起業家などが起業する人のビジネスや魅力に期待し投資するものです。
クラウドファンディング
最後にご紹介するのはクラウドファンディングです。
これは最近非常に流行となっている資金調達法で、ネットを通じてさまざまなアイデアを発表して資金を集める方法です。
資金は誰でも出すことができ、出した人に商品などを提供することになっています。
起業を始めるには資金調達は避けて通れない問題だね。
資金調達と言ってもさまざまな方法があるから、しっかりと吟味して選びたいな
まとめ
起業の始め方について分かりやすくご紹介してみました。
起業と言うと大それたことをイメージしますが、ネットでクライアントを探し翻訳やライター業などを始めるのも起業です。
ただ、しっかりと準備しておかないと後で思わぬトラブルが発生するので、正しい始め方をおさえておいてくださいね!
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