サイト売買という言葉をご存じない方も多いかと思います。
サイト売買とはサイトを売ったり買ったりすることで、売る側にも買う側にもメリットが多いものの、デメリットも存在するんだ
ここでは、サイト売買の売る側と買う側それぞれのメリット、デメリットについてお教えします。
Contents
サイトを売る側のメリット
売る側のメリットって？
原価ゼロでお金が入る
サイト売買とはメリットが多いことで知られていますが、売る側の最大のメリットに減価ゼロでお金が入るというのがあります。
そもそも、なんらかのサイトを作るとなると莫大な人手とお金がかかります。
そのため、サイトを買う人からすれば、自分でお金や人を使ってサイトをゼロから作るより、出来上がったサイトを買う方が収益性が高いと判断します。
つまり、売る側からすればサイトを作り上げる能力があるからこそ、価値が生まれお金が得られるということです。
その能力さえあれば、原価ゼロで莫大な現金を得ることも可能です。
1つのサイトに集中できる
さらに、売る側のメリットとしていくつかのサイトを同時に運営している場合だと、サイトを売ることで1つのサイトに集中できるようになるというのがあります。
サイト運営を行っている方のほとんどは1つだけでなく、複数のサイトを運営されているかと思います。
企業が大勢の社員でサイトを運営しているのなら問題ないですが、1人が複数のサイトを運営している場合もあります。
この場合だと、ある特定のサイトに力を入れたいと思っても集中できなかったりします。
そういった場合にもあまり収益の出ていないサイトを売却すれば、力を入れたいサイトに集中して作業ができるんだ
思い切ってサイトを売れば、結果的に全体の収益を伸ばすことにつながるかもしれません。
また、売却して得た現金を別のサイトに投資できるのもメリットですよね？
現在、サイトに関するビジネスは急激に成長しているため、新しい分野に参入しようと思うなら、構築したサイトをきっぱりと手放すことも視野に入れるべきでしょう。
ビジネスを将来一本化したい、別のビジネスのための資金がいる…などの場合は資産価値のあるサイトを売ることも考えてみてはどうでしょうか？
人脈が手に入る
また、個人がサイトを運営している場合だと、人脈づくりができなかったりします。
ですが、自分のサイトを売るとなれば企業との関係が手に入るので人脈を作ることができます。
特に、サイト売買とは公認会計士や弁護士などと関わることが多いので、ビジネスを拡げていくのに役立つはずだよ
サイトを買う側のメリット
サイト売買とは売る側にメリットがあることは分かったけど、サイトを買う側のメリットってどんなものがあるの？
コストやリスクを少なくできる
すでに構築されているサイトを買えば、ゼロから立ち上げるよりコストやリスクが少なくて済みます。
顧客や販売先を獲得できる
また、サイトがすでに持っている顧客や販売先などを獲得できるのもメリットです。
短期間にこれだけのものを獲得できるのはこの上ないメリットです。
労力と時間を節約できる
さらに、サイトをゼロから立ち上げるとなると、かなりの労力と時間がかかります。
ですが、サイトを買えばこれらが大幅に節約できるのはありがたいですよね？
相乗効果が得られる
また、サイトを購入すれば、事業価値を高めることができ相乗効果が期待できます。
サイト売買ってすごくメリットがあるんだね。
サイトを買う側のデメリット
でもデメリットがないなんてことはないんだよね？
儲からない可能性がある
では、サイト売買で買う側のデメリットとはどんなものがあるかと言うと、買った時と同様に儲からないかもしれない…というのがあります。
それまで収益が十分に上がってきたサイトを買い取ることで、自分でゼロからサイトを構築するより気軽にビジネスに参入することができます。
さらに、買い取ったサイトに修正を加え、それまでよりいっそう収益アップにつながることもあります。
ただ、売る側が手放したサイトを買った場合、成功する可能性があると同時に運営に失敗し、儲けることができない場合があることも知っておきましょう。
たとえば、それまである程度収益があったアフィリエイトサイトがなんらかの理由で広告掲載がストップしてしまい、使えなくなった…などですね。
こういった状況を前もって把握するのは難しいので、サイトを購入する側が想定外の損失を被ることもあります。
また、サイトの修正やアレンジに失敗してしまったことから、購入時と同様の収益が上がらなくなるケースです。
100パーセント収益が得られると決まっていないのがサイトを買う側の最大のデメリットだと言えるな
サイトを売る側のデメリット
売る側のデメリットはどんなものがあるの？
情報だけを取られてしまう可能性も
サイト売買とは売る側にとってデメリットもあります。
それは売る側にとって、情報の開示を行わなければならないというリスクです。
たとえば、サイトを売る際買いたい人に過去のアクセス履歴なども提示しなければなりません。
あくまでも、買うことを前提に提示するわけですが、中には悪質な業者の場合公開するはずのない情報だけを盗まれてしまうリスクがあります。
始めから買うつもりがなく、情報だけ盗み取るという悪徳業者がいることをしっかりと知っておきましょう。
一般的に、こういった悪徳業者にあう機会は少ないですが、あわないよう細心の注意を払った上でサイト売買に臨みましょう。
手続きが面倒
いざサイトを売るとなると、手続きが非常に面倒なのもデメリットです。
まず、自分のサイトが欲しい人に向け、PRしなければいけません。
そのため、サイトの魅力が伝わるような文章を作ったり、損益計算書などのデータをまとめたりする必要があります。
サイトを売る際にまずやるべきことはサイト売買専門サイトへPR文章を入稿すること。
このサイトはヤフオクのようにサイトの説明文を入れ、買いたいという人がいれば、サイトの中で交渉する…という流れです。
デメリットも理解した上でサイト売買を行わないといけないんだね。
サイト売買には直接と仲介がある
サイト売買とはメリットもあれば、デメリットもあることを知っていただけたかと思いますが、直接と仲介があることも理解しておきましょう。
直接とは買い手と売り手が直接交渉し、契約やデータの受け渡しまで全て行う方法。
いっぽうで、仲介は両者の間に仲介業者が入り、値段の交渉から契約書の作成、データの受け渡しまで全て代行してくれるものです。
ただ、仲介の内容は業者によって違っているので見極めが必要です。
どちらを選べばいいかと言うと、直接取引が向いている人は今までサイト売買をしたことがある人、コストを安く抑えたい人で、仲介を選んだ方がいい人とはサイト売買初心者で、時間がない、手間がかかるのは嫌だ…という人ですね。
自分がどちらに向いているのかしっかりと見極めた上で選びたいね。
まとめ
サイト売買とは売る側にとっても、買う側にとってもメリットが多いのは間違いありません。
売る側としては原価ゼロで莫大な収益が得られますし、買う側としては時間と労力が節約でき、ひいては節税につながったりします。
つまり、両者にとってさまざまなメリットがあるわけですが、同時にデメリットも存在します。
もし、サイト売買を検討しているなら、ここでご紹介したメリットだけでなくデメリットについてもしっかりと理解した上で行うようにしてくださいね！
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