アフィリエイトは成功すると月収100万円とか200万円稼げると評判のお仕事です。
本業をもちながらもチャレンジできるとあって、夢のある仕事であり、副業解禁が進む昨今、注目を浴びています。
しかしながら、アフィリエイトをするにあたって向き不向きは知っておくべきことです。
向いていない人がアフィリエイトを始めると、稼げずに時間やお金を無駄にすることになりかねないからな
しっかりとアフィリエイトに向いていない人の特徴を押さえておきましょう。
アフィリエイトで簡単に稼げると思っているなら間違い
まず、アフィリエイトは自分で新しい商品を生み出す必要がありません。
商品の在庫をもったり配送する手間などもないので、アフィリエイター自身が身軽に商品を紹介できたりします。
メディアではアフィリエイトで成功した人が紹介されているため、「アフィリエイトが簡単に稼げる仕事」という情報があふれていたりもします。
しかし、実際にアフィリエイトに取り組んでみると、評判と異なり簡単に稼げる人は少数派です。
アフィリエイトは自分のサイトで商品を紹介しますが、自分の貼った広告経由で商品を購入してもらえないと収益につながりません。
いかに読者に自分のサイトのファンになってもらって、離脱せずに商品購入してもらうかがキモになります。
したがって、ただ商品を紹介するだけでなく、サイトのデザインを変えたり、自分の記事が検索エンジンで上位に表示されるように記事を書き換えたりといった地味な作業が必要になってきます。
つまり簡単に稼げるわけではないから、簡単に稼ぎたいということならアフィリエイト以外の仕事をおすすめだ
文章を書くのも得意ではなく、時間がかかるのは嫌という人にアフィリエイトは向いていません。
失敗が認められないのはNG
アフィリエイトで収益を上げるためには、さまざまなマイナーチェンジが必要になってきます。
どんなに文章がうまくても、サイト構築が上手でも収益に結びついていない場合は、意味がありません。
それゆえ、自分のサイトの問題点を見つけてしっかり改善していく作業が必要になってきます。
地味な作業が多く、自分の失敗が認められない人にアフィリエイトは向いていないぞ
また、アフィリエイトはGoogleなどの検索サイトのアルゴリズムの変更で大きな影響を受けます。
これまで検索上位にあがっていた記事が一夜にして浮上してこなくなり、収益が下がるケースは少なくありません。
アルゴリズムとは、ある目的を達成するために作られた計算方式のことです。アフィリエイトでいうアルゴリズムとは、Googleをはじめとする検索エンジンが検索結果でWEBページにランキング付けをするための計算に用いられるランキングアルゴリズムのことを指します。
アルゴリズムの変更時期や変更内容について、アフィリエイター側は知ることがほとんどできないため、アルゴリズムの変更があった場合は後日その対処に追われることになります。
もしアルゴリズムの変更に対応できないと、収益が下がったりしてしまうんだ
今までの作業も無駄になってしまう可能性が高いので、臨機応変に作業ができる人の方がアフィリエイトでは収益を伸ばすことができます。
逆に対応が遅れてしまう人はアフィリエイト向きとはいえません。
人を騙したり嘘をつく人は長期的に無理
そして、どの仕事でもそうですが、人を騙したり嘘をつく人にアフィリエイトはオススメしません。
アフィリエイトは人に商品を購入してもらうことで収益が発生します。
したがって、商品を魅力的にみせるために実際使ってみたかのように記事を書いたり、実際の使用感と違うコメントを書くアフィリエイターがいたりします。
最初の頃は、そうしたレビューをみて購入する人がいるかもしれません。
しかし、サイトの文章などはネット上で残るものですし、他のレビューにも影響を及ぼします。
ネット上で信頼を失うと、二度とのその信頼は消えないもんね
情報はSNSなどを通じて拡散されたりするので、人を騙したり嘘をついたりすると長期的に稼げなくなるばかりか、不利益を被ることになります。
それゆえ、アフィリエイトでは、目先の利益ばかりを追うのではなく、総合的に見て長期的に稼ぐために真摯な情報発信をする必要があります。
その意味では情報発信をするための勉強や新しい情報のアップデートなどやることがかなりあります。
楽して稼ぎたいという気持ちが強い人にはオススメしませんし、何より続きません。
普段の生活同様、誰かに不利益を与えて自分だけ得をしようとする人には、アフィリエイトには向いていないといえるでしょう。
ビジネスに興味がない人は難しい
そして、アフィリエイトのことをお小遣い稼ぎなどと思っているならば、アフィリエイトをするのは考え直した方が良いかもしれません。
アフィリエイトは、報酬型の広告収入を得る仕事であって、一人でもできるスモールビジネスの一種です。
現在、アフィリエイトには大手企業なども参入しているため、個人で大きく稼ぐのは難しくなっています。
しかしながら、ネット上の口コミを信じて商品を試したりするのと同様、個人の発信を信頼する人も多くいます。
企業とは別のアプローチで商品を宣伝する仕事は、これからAIなどに多くの仕事がとって代わる中、残る仕事の一つとして考えられています。
そうした中ですので、アフィリエイトを一つのビジネスとして戦略的にとらえることが収益化には不可欠です。
企業の提供する情報やサービスにいかに対抗していくかがポイントになってきます。
自分のオリジナリティを出すという意味では、アフィリエイトの作業以外にも自分のブランディングをしっかり行う必要もあるんだ
もちろん、アフィリエイトを実践する人の中には収益はほとんど生まれなくても問題ないという人もいるかもしれません。
しかし、多くの人の場合アフィリエイトをしてまとまった金額を手にしたいはずです。
そうなると、遊びではなく真剣に取り組む必要があるので、ビジネスとして向き合える人に適性があります。
最近は広告を仲介する大手企業も多く、安心して広告を掲載できるようになりました。
ビジネスとして真剣に取り組むつもりがあるなら、アフィリエイトはおすすめです。ネットショッピングをする人が増えているので、同時にネット上での広告市場も右肩上がりになっています。
この好機を生かそうと考えるかどうかがアフィリエイターとしての適性に関わってきます。
まとめ
アフィリエイトは、パソコン一台あれば仕事ができ、時間や場所にとらわれずにできる仕事です。
初期費用も大してかからないので、始めやすいですが多くの人が辞めていく世界でもあります。
大きく稼ぐためには、文章を書く以外の作業も必要ですし、さまざまな情報を仕入れる必要があります。
現在では、面倒な作業をお金で解決するという方法もありますが、そこまでの投資ができずにやめる人がほとんどです。
アフィリエイトといっても一つの仕事であることに変わりありません。
普通にサラリーマンとして仕事をするのと同様、責任感や仕事の質が求められます。適当な気持ちや技術でやっているといつか収益が頭打ちするので、ずっと学び続ける向上心や体力も必要です。
アフィリエイトで成功している人は、目に見えないところで努力をしています。もし、そういった必要なことをするのができない人にとって、アフィリエイトは適切な仕事とはいえないでしょう。
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