副業バンクはコチラ

金積立に向いていない人

最近、サラリーマンなどにも注目されているのが金投資です。いざというときに換金しやすいので、リスク資産として検討する人が増えています

しかし、金(ゴールド)への投資は、他の金融商品とその性質が違う以上人によって向き不向きがあります。

特に金積立は、少額から投資ができて、リスクも分散できると注目を浴びていますが、向いていない人がやると継続が難しかったりします

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/moneygod.jpeg
神様

どの投資方法にも言えることだが、自分が金積立に向いているか向いていないかを把握してから、投資するか検討してみるのがおすすめだ

一攫千金を狙いたい人には不向き

まず、金(ゴールド)を保有することがかっこいいといったイメージがあります。金貨や豪華な宝飾品のイメージが金積立と結びついている人も少なくありません。

実際、金貨やアクセサリーで金(ゴールド)を保有している人は多いですが、そういったものは金(ゴールド)の加工料も支払っているので、投資の面でいうと余分な手数料を支払っている形になります

金積立は、見た目で派手なことをするわけではありません。現物を保有するわけではないので、普段は金(ゴールド)を持っている実感をもてない投資です。

それゆえ、金(ゴールド)を保有することで自慢をしたかったりするならば、金積立は向いていません。金(ゴールド)の保有は人それぞれなので、金(ゴールド)を持つことを実感したければ現物取引を行うのがおすすめです。

さらに、金積立は、月々最低1000円からの積立式の投資です。コツコツと積立を続けることでリターンを最大化する投資になります。それゆえ、短期的に利益を得ることができません。

金積立は、金(ゴールド)の価値そのものを保有する側面が強いので、預金のような利息が出たりもしません。株式や投資信託のように配当金や分配金といった利益が出ることもありません。

それゆえ、短期的に利益を得たいならば金積立は向いていません。金積立は金(ゴールド)を積み立てるときに常々手数料がかかります。もし売却するならば、利益部分には税金がかかります。それゆえ、利益が積み上がっていない状態で売却をしてしまうと損失を被る可能性が高いです。

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/moneygod.jpeg
神様

もし、短期間で大きなリターンを得たいということなら、先物取引やFXなど他の投資を検討する方が良い

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/tama.png
たま

投資の利益を得るのに時間をかけられない人は、金積立は向いていないってことだね

資産の目減りに耐えられないならNG

金(ゴールド)の価値を定めているものとして、金の発掘量があります。

現在、世界中にある金(ゴールド)は限定的なのです。需要と供給のバランスにより高値で取引されている側面があります。

しかし、日々取引されているため、金価格は常に上下動を繰り返しています。自分が金積立を開始した際、金(ゴールド)の価格が上昇傾向にあればすぐに利益が生まれますが、下落傾向にあれば、資産がすぐに目減りしてしまいます

株式や投資信託など、金融商品は全般的に元本保証の商品はありません。金(ゴールド)でも同様です。それゆえ、自分の保有している資金が一ミリも減るのが嫌という人には向いていません

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/moneygod.jpeg
神様

価格の値動きも浮き沈みが激しいから、そういった価格の変動に耐えられるかどうかも金積立の適性に関わるんだ

ちなみに、金(ゴールド)の埋蔵量は可採年数にして30年とも言われています。

もし、今後金(ゴールド)が大量に発掘された場合には希少金属としての価値がなくなるので、値崩れするおそれがあります。そういった不確定要素を引き受けられるかどうかも重要なポイントです。

金価格の変動要因としては、需要と供給のバランス以外にも複数の要素が挙げられます。例えば、為替相場に左右されることが多いです。

金の国際価格はドル建てなので、ドルと円との為替相場によって、金の円換算した価格が変動します。

また、金(ゴールド)は債権などの資産と違って、金利がつきません。したがって、金利が上昇したときには、金利で利益を得ることができる債権の需要が高まり、金(ゴールド)の需要は下火になります。多くの金融商品が上昇している時、金(ゴールド)は不人気なので値上がりが期待できません。

それ以外にも、各国の経済動向や原油等の資源価格、地政学リスクや他の貴金属の価格、多量に保有する政府・年金基金等の参入などでかなり価格変動があります。いわゆる価値の暴落や急騰なども起こりうるので、そういったリスクを許容できるかどうかが金積立の向き不向きを決めます。リスク許容度が低いい人は、ボラティリティの大きい金積立は向きません

ボラティリティとは

ボラティリティとは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉です。

「ボラティリティが大きい」といえば、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティが小さい」といえば、その商品の価格変動が小さいことを意味します。金積立は、積立会式の投資を行うことで、ボラティリティを比較的小さくし、利益の最大化を狙う投資手法ですが、他の金融商品に比べて価格変動は大きい点を理解して始める必要があります。

面倒くさがりでは損をする可能性あり

何より金投資に向いていないのは、世界で起こっている経済状況に興味がなかったりする人です。

世界情勢は刻々と移ろいゆくものなので、突然起こる不測の事態をウォッチしておかないと、金積立で大きな損失をこうむってしまう可能性があります。

世界共通の価値を持つ金(ゴールド)は無価値になる心配がほぼありませんが、あくまでも長期保有を前提としたものです。リスク資産として、資産を増やすというよりは資産を守りたい人向けのサービスでもあります。資産を守るための行動、具体的には世界中の情報を知ったりすることができない人は、金積立は向きません。

また、金(ゴールド)はどのような形で保有するにしても、税金などがかかることもあります。必要に応じて確定申告をしなければいけなかったりします。

そういった手間を引き受けられる人でないと、金積立は難しいです。確定申告をせずに無申告でいると、何年か経った後に延滞税などがかかるので注意が必要です。

さらに、金積立には、積み立てるたびに購入手数料がかかります。貴金属の専門店で購入する場合は入会費や年会費がかかったりします。無料のところもありますし、年会費の目安は1000円程度です。

他人の資産を区別して管理してもらうために保管手数料などもかかります。年間3000円程度が相場ですが、条件によって優遇されたり、保有する金の量によったりします。

金積立で資産を最大化するためには、こうした目に見えにくいコストにしっかりと把握する必要もあります。

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/moneygod.jpeg
神様

面倒だからと目を背けていると、手数料だけでかなりの金額を支払わないといけなくなる危険があるってことだ

https://fukugyou-bank.com/gold/wp-content/uploads/2019/10/tama.png
たま

色々生じる面倒くさい作業も厭わずに世界情勢に目を向けていられる人でないといけないんだね

まとめ

金積立は、今やネット証券などで気軽にできる投資の一つとなりました。何より1000円からの毎月積立ができるようになり、広く認知されるようになっています

しかし、投資の一種であるため、不確定なリスクを引き受けることができない場合、もしくはリスクを許容するための努力ができない場合などは金積立には不向きです。

リスク許容度は、実際に投資をやってみて分かる部分もありますが、金積立は、ボラティリティが大きいので、全く投資をしたことのない人がいきなりやるのは不向きな部分があります。

自分の特性に合わせて、金積立をやるかどうかは慎重に検討するべきです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です