最近は、経済雑誌や書籍がたくさん販売されて、株取引がメジャーなものになってきました。
株取引は日本国内に居住する20歳以上であれば基本的に誰でも証券口座を持つことができます。つまり誰にでも株取引はできます。
しかし、初心者はまずどうやって株取引を開始したら良いかわかりませんし、メディアなどが大いに失敗事例を取り上げるので「株取引は怖いもの」と認識している人も少なくありません。
株取引の入門編として始める前に株取引のイロハを知っておくのがおすすめだぞ
怖いのは「知らないから」だからまずは知るところから始めるってことだね!
どうすれば比較的に安定した株取引ができるのかをご紹介したいと思います。
株取引の基礎知識を学んでおく
まず、株取引を始めるならば、基礎知識となる部分は先に学んでおきましょう。
株取引に関する書籍を1冊読んでおくと、自分の頭の中で取引のイメージができるのでおすすめです。
ネット上でも株取引の知識を深めることはできますが、書籍の方が網羅的に一連の情報が書かれているので、ネットの前に書籍で勉強するのがオススメです。
最近は初心者にも分かりやすいように文章が簡潔にまとまっているものや漫画などもあるので書籍も自分のとっつきやすいものを選ぶと良いでしょう。
注意してほしいのは、決して他人の成功談や失敗談ばかりを学ばないことです。
成功も失敗のそのときのタイミングや経済情勢が深く関わっているので再現性がほとんどありません。
そうした成功談や失敗談を参考にしてもうまくいかないことが多いので、基本に忠実なものをまずは選ぶようにしましょう。
証券会社で株取引用の口座を開く
株取引をはじめようと決意をしたら、まずは株の取引ができるように証券会社での口座開設を行いましょう。
口座開設はネット証券であれば、すべてインターネット上で簡単に済ませることができます。
本人確認書類やマイナンバーカードの提出が義務付けられていますが、マイナンバーカードを作っておけば、スマホで撮影した写真を所定のページでアップロードするだけでOKなので余計な費用はかかりません。
ネット証券でも郵送対応してくれるところがありますが、口座開設は自分が証券口座を開設したいネット証券のHP上で20分とかからずにできます。
PCなどで気軽にネットにアクセスできるならば、ネット上で済ませることをおすすめだぞ
ネット証券のHPには必ず口座開設のタブが存在しています。タブをクリックすると口座開設に必要な個人情報の入力へと移ります。
個人情報が口座開設に必要なものなので、不備があると受け付けてくれません。
特に氏名や住所などは税金も関わってくるので間違いがないように入力をしましょう。必要事項の入力事項が済むとアンケートのようなものもありますが、資産額などは多くても少なくても口座開設には問題ないので安心して入力を進めましょう。
すべての入力が完了したら、本人確認書類のアップロードをすることになります。
スマホで撮影したもので構わないのですが、運転免許証の表と裏両方が必要です。内容が不鮮明だと審査の際に落とされることになるので、撮影には注意を払うと良いでしょう。
必要な書類の提出が終わると証券会社にそれらの書類が届き審査へと入ります。およそ4営業日ほどかかるので、株取引をしたいと考えているならなるべく早く口座開設の手続きをとることをオススメします。
無事に審査に通過すると専用ページにログインするためにログインIDとパスワードが郵送されてくるので、それを使ってログインすればいよいよ株取引が開始できます。
取引のイメージが湧かないならデモトレードを
株取引がはじめての投資ということなら、どうやってやるかというイメージが湧きづらいかもしれません。
そんな場合は、デモトレードをしてみるのがおすすめです。
デモトレードはその名の通り、仮の資金を用いて、操作自体は通常のトレード同様に取引が行えるサービスのことです。
例えば、楽天証券ではWEB上で買い注文や売り注文を行うことができます。ほしい株数を入力し、いくらで購入したいか価格を入力したりといった本物のトレードとすべて仕様は一緒です。
一度デモトレードをやると具体的にやり方が分かるから実際の取引を開始した時にも困ることがなくなるぞ
楽天証券の場合は、WEB上だと注文照会や訂正・取消などもできるのでリアルなトレードを体験できます。
なお、iSPEEDと呼ばれるスマホアプリでも注文デモができるのでおすすめです。
スマホアプリには、バーチャルに株式投資が楽しめるトレタビなどのゲームアプリもあります。1000万円の仮の資金でデモトレードができ、実際に上場している株が購入できるので多くの人が利用しています。
実際に資金を入れてみる
事前の準備が完了したら、実際にリアルなトレードをしてみましょう。
口座開設が完了していれば、あとは必要な資金を口座に入金するだけで株取引ができます。
資金の入金方法は銀行からの振込で可能です。
銀行によって振込には手数料がかかるので事前にどこと提携するといくらの手数料がかかるかを調べておくとあわてずに済みます。
また、ネット証券によってはメガバンクからの入金に時間がかかることもあったりします。SBI証券や楽天証券はそれぞれ同系列の住信SBIネット銀行と楽天銀行があるので、証券会社の口座開設とともに銀行口座の開設をしておくのがオススメです。
ネット証券系列の銀行であれば、資金の振替ですぐに入金が完了しますし、資金移動の手数料も無料です。
株取引をしたいと思ったときにネット上から手続きができ、すぐに入金できるのが大きな魅力です。もちろん、現金が必要になったら証券口座から銀行口座に資金を移動させるのも簡単です。
株を保有した後は日々勉強であることを忘れずに
株取引で必要な資金は、株の購入代金と売買手数料です。
売買手数料はネット証券ならば、10万円以下で54円が最安値となっています。
株の価格によって手数料は変わるから買いたい株式を見つけたら手数料を調べておくと安心だな!
株取引の買い注文には株価を指定して注文する指値注文とそのときの価格で購入する意思を示す成行注文とがあります。
どちらの注文でも構いませんが、成行注文で注文をすると思わぬ高値で購入することになることもあるので注意が必要です。
株を購入したら、次に考えるのが売却のタイミングです。こちらのタイミングは長期保有する人やすぐに手放す人などさまざまです。
長年株取引をしている人でも売却時は難しいと言われています。
売却のタイミングは海外情勢や企業の業績などさまざまな要素が関わって、株価上昇時に売りたいところです。
自分が売りたいときに売れるようになるためには、日々勉強が必要でもあります。
まとめ
株取引をする前は、何をどうしたら良いかわからない人も多いものです。
しかし、まずは知識をつけてデモトレードなどで実践を行なっておけばリアルなトレードでも戸惑わずに始められるのでおすすめです。
少しずつでも実際に株取引を行なって感覚を掴んでいくことも重要だ
株取引は一朝一夕で慣れるわけではありません。日々勉強しないと稼げる手法はどんどん変わっていきます。
逆にいえば、きちんと準備を整えて臨み、知識を身につけたりすれば大きな利益を得る機会も訪れるのが株取引です。
努力を続ける気があるなら、初心者でも十分にチャンスがあるんだね!頑張るぞー!
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