株取引で〇千万円儲けた!
株取引で大損し自己破産した…
などというのをネットやテレビで見たりしますよね?
そのため、株取引には大儲けか大損しかないの?というイメージがつきまといます。
ですが、実際はそうではなく、株取引もやり方次第ではこつこつと資産を形成できることをご存じでしょうか?
ここではそんな株取引の始め方を紹介するぞ!
Contents
株式や株式上場って?
そもそも、株式って何なのでしょうか?
株式を発行し投資家から資金を調達できるのが株式会社です。
資金調達法には他に銀行などからの借り入れがありますが、株式で資金を集めた場合、返済の義務はありません。
なお、株式会社の目的は利益の追求で、利益が出たら出資者に還元しないといけません。
では、企業が上場することのメリットってなんなのかと言うと、上場することで市場から資金調達しやすくなったり、上場していることでのメリットからさまざまな契約が行いやすくなったり、優秀な人材を確保できたり…などがあります。
と同時に、株式会社には社会的責任があるため、証券取引法などの法律を守ったり、コンプライアンスの遵守、情報開示などの義務が発生します。
株式上場を行うと、自由に株式を売買でき、企業の業績のよしあしに応じ株式が値上がりしたり、配当金が出たり、株主優待があったりなど、投資家に還元されると決まっています。
株取引は短期間で大儲けできない
株取引を行う場合、短期間で大儲けするのはごくまれなので、初心者は注意することが大切です。
中には短期間で莫大な利益を上げる人もいるにはいますが、ほとんどいないと思っておいた方がいいぞ
もし、大儲けできたとしてもかなりのリスクを負って株取引を行った結果です。
たとえば、株取引用の口座に預けた資金の何倍もの額で売買する信用取引や先物取引などを行った場合であり、初心者や資金があまりない人がマネできるものではありません。
万が一のことがあれば破産しかねないので、長期間経験を積んでリスク管理する方法を身につけた上で行えるものだと理解しておきましょう。
おすすめの株取引の始め方って?
株取引で利益を得る仕組みはいたってカンタン。
株式を購入した時の価格より値段が上がった時に売却することで利益が出ます。
逆に、株を買った時より値段が下がった時に売れば損になります。
こんなに仕組みが分かりやすいのに、実際に利益を出すのが難しいのはなぜなのでしょう?
その理由はたった1つ。株価が上がるか下がるかは誰にも予想できないからです。
株取引に慣れた人なら、メディアやウェブ上の情報などをチェックしどういう値動きをするのか予想し売買しますが、予想できないような突発的な事件や金融危機などが起こった場合、急激に株価が動くことがあります。
ですが、株取引の初心者がそれを予測することなどできるはずもありません。
そんな状況下で自分の資産を全てつぎ込んで株取引を行えば、最悪自己破産する可能性だってあります。
そのため、株取引にある程度慣れるまでは少額投資を行うことがおすすめです。
少額投資で始めれば万が一値下がりしてもリスクが最小限で済むからな
少額投資のメリット
株取引は大金をつぎ込んで行うから利益が得られるのでは?少額だと損するのでは?と思われている方もいるでしょう。
ですが、実際に株取引を少額で行うことのメリットは存在します。
少額投資でも利益率は同じ
たとえば、1,000円の株価の株式があったとして、1,500円に値上がりしたとしましょう。
この株式を1,000株持っていたとしたら、利益は50万円になります。
ですが、1株しか持っていないとなれば利益はたったの500円です。
利益だけに着目すれば当然投資額が多いほど利益は大きくなりますが、利益率で言うと投資している金額に関係なく同じということが一目瞭然です。
ネット証券なら手数料が安い
株取引を行う場合当然手数料がかかってきます。
同じ利益率とは言え、手数料がかかりすぎると少額投資の場合コストがかかりすぎるため、利益と相殺されてしまいます。
ですが、最近増えつつあるネット証券を利用すれば10万円以下の投資額の場合ならたった100円前後の手数料だったりします。
少額投資を始める場合、ネット証券を選ぶといいってことだね!
税金がかからないこともある
株取引以外に副業をしていない場合だと、年間の利益が20万円までなら非課税です。
つまり、少額投資を行う場合ほとんどが非課税で済むということです。
ただ、少額投資であっても投資額の何倍も利益が得られる新規公開株などもあり、課税になる可能性があるものの、利益も大きいので心配する必要はなさそうです。
少額投資のデメリット
手数料の割合が大きい
ただ、いくらリスクが少ない少額投資でも、デメリットは存在します。
たとえば、手数料の割合が大きくなるとかだな
では、具体的にどういうことなのでしょうか?
たとえば、1回当たりの株取引で300円手数料がかかるとします。
100万円の株取引だと0.03パーセントの手数料で済みますが、10,000円の少額取引だと3パーセントにもなります。
つまり、投資金額が少なければ少ないほど、手数料が固定の場合相対的な割合が大きくなるということです。
300円という金額は同じですが、パーセンテージにすると割合が高くなるため、デメリットになるわけですね。
そのため、金額ではなく投資金額の〇パーセントというような手数料の証券会社を利用するといいでしょう。
リターンが小さい
株取引の始め方でおすすめの少額投資は少額の資金で株取引を行うため、株価が下がっても影響が少ないのがメリットです。
つまり、少額の資金で行うため株価の上昇の影響が小さいと言えます。
同時に、リスクが小さいということの裏返しなので、デメリットと言えるかどうか分かりませんが、少額投資はリターンが小さいというのがあります。
株取引の始め方
株価の推移をチェックする
株取引の始め方で大切なのはどの銘柄を選ぶかと同時にどのタイミングで買うかということ。
そのため、株価の推移をチェックし、買い時か売り時か的確に判断しなくてはなりません。
判断材料としてチャートの動きがありますが、このチャートの動きは初心者であっても判断することは可能です。
長期間の値動きをチェックして順調に株価が推移していれば、成長株と考えていいため、買い時だと言えるでしょう。
いっぽうで、少しずつ株価が下がってきている場合は売り時なので購入するのはやめておこう
こういった判断ができるようになれば、積極的に株取引を続けてよさそうです。
安い銘柄を選ぶ
株取引を行う際効率よく利益を得るにはいかに値上がりする株式を選ぶかが大切です。
そんなことカンタンにできれば誰も苦労しないと思うでしょうが、実際に値上がりが期待できる株を見極めることはそう難しいことでもありません。
目安としては
- PBRが1未満
- 売上と利益が前年度と比べ10パーセント増えている
- PERが15以下
という条件を満たしている株式を選ぶのがポイントです。
まとめ
株取引の始め方やおすすめの方法である少額投資についてもご紹介しました。
株取引が初心者の方は資金が少額で済む少額投資がおすすめ。
最初から大きな資金を投入してしまうと、大きな損失につながることもあるもんね
まずは少額から始めていただき、慣れてきたら資金を追加する…という方法を行うといいでしょう!
コメントを残す