せどりは、家にいながらできる仕事として注目を集めています。
サラリーマンをしながら、給与収入以上の金額を稼ぎ出す人も出ており、誰でも始められることから参入する人も多いです。
ネット上でさまざまな情報も飛び交っていますが、情報商材として有料のものもあり、情報の精査が重要となっています。
何よりせどりで何をすることになるのか分かっていないと、実際に始めたときに現実との差を感じることになるので注意が必要です。
せどりを始めるなら、具体的な始め方ややるべきことを把握してから始めるのがオススメだぞ
まずは売れそうな商品を仕入れる
まず、せどりとは、「とある商品を安く仕入れて高く売る」のが基本の商売です。
そのために主に店舗せどりと電脳せどりと呼ばれる2種類のやり方で商品を仕入れます。
つまり、せどりの基本は商品の仕入れにあたるわけです。
店舗せどりを行う場合は、せどりを行う仕入れ先のリストアップをするところから始めよう
店舗には、イオンなどの大型ショッピングモールやブックオフなどのリサイクルショップなどが候補にあがります。
地域によっては店舗が離れていることもあるでしょうから、車での移動代などを考慮する必要もあります。
効率良く回れるルートなども合わせて検討しておくと良いでしょう。
最近は、フリマアプリであるメルカリやオークションサイトであるヤフオク!などで商品を仕入れる電脳せどりが主流です。
国内外どこにいてもせどりができるのが魅力ですが、同時に多くのライバルと商品獲得を争うことになるので大変な側面もあります。
また、最近はせどりのための便利ツールも充実しています。
せどりを行うときに必要な商品情報を教えてくれるせどりすとといったスマホアプリを導入しておきましょう。
昔は自分の知識や勘を頼りにせどりを行う人が多かったが、現在はスマホ片手に商品出品までの作業が行えるようになっているな
資金準備や販売する場所を決定する
さまざまな店舗を見て回り、仕入れをしたい商品を見つけたとします。そうすると次に必要なのが実際の仕入れと資金の用意です。
せどりは売れる商品を大量に仕入れて、それをすべて売ることで大きな利益を生み出す作業です。
それゆえ、初期費用は他の副業などに比べて少ないとはいえ、まとまった資金があった方が余裕をもってせどりに取り組めます。
自己資本として貯金などがあれば良いのですが、初心者におすすめなのが、クレジットカードを利用した支払いだ
現金が少ない場合は、クレジットカード支払いを選択することで後から資金を引き落とすことができます。
つまり、資金を得てから支払いにあてることが可能です。
クレジットカードには、引き落とし日は20日のものや月末のものなどカードによって引き落とし日が異なります。
それゆえ、できれば引き落とし日が異なるカードを複数枚用意しておけば、いざというときの仕入れの際に利用できて便利です。
もちろん、せどりには仕入れを行うための資金以外にも必要な備品を揃えたり、店舗の出店料など必要経費がかかります。
それらの経費を事前に計算し、一ヶ月でどれだけの利益を生み出せば良いかを算出しておくと慌てずに済みます。
そして、商品を仕入れたら、必要な人に販売する必要があります。販売する場所として、せどりの場合は一般的にAmazonマーケットプライスを利用する人が多いです。
Amazonマーケットプライスは、Amazonのサイトで自分の商品を出品できる店舗を作ることができるサービスです。
大口の店舗としてお店を開く場合、登録料がかかりますが、厳しい審査条件などは特にないので、誰でもせどりで仕入れた商品を販売することができます。
Amazonマーケットプレイスには、大口出品サービスと小口出品サービスがあります。
大口出品サービスには、基本利用料4,900円がかかりますが、あらゆる商品を出品でき、オリジナル商品を販売することもできます。
小口出品サービスの方は、月額使用料金はかかりませんが、1点の注文ごとに制約手数料がとられる上、販売手数料がかかります。
大口出品サービスで利用できるデータ分析レポートも参照することができません。
大口にするか小口にするかは、その人のせどりの規模にもよるな
変更することは可能なので、まずは小口から始めるといった手もあります。
最近では、Amazonマーケットプライスなどは利用せず、メルカリやラクマといったフリマサイトで、仕入れから販売まで行う人もいます。
手始めにモノの売買に慣れたいということなら、フリマアプリなどで不用品を売るのも一つの方法です。
不用品を売って、せどりの初期費用にあてるといったこともできます。
商品の管理と販売を行う
せどりの重要な作業として、仕入れた後の作業もあります。
仕入れた商品を管理して、出品したものが購入されれば発送作業などを行います。
実際に小規模で行うせどりの場合は、自分で商品を梱包するための段ボールやガムテープなどを揃え、商品の発送を行います。
現在は、郵便局などでメルカリ便といった手軽に商品を送れるサービスもあるぞ
しかし、せどりの規模が大きい人にとっては、AmazonマーケットプライスのFBAサービスを利用する人が多いです。
FBAサービスを利用することで、自分で行わなければいけない発送作業などを代行してもらえます。
FBAとは、「Fulfillment by Amazon」の略でAmazonが提供するサービスの一つです。
Amazonマーケットプライスで出品する商品をAmazon専用の倉庫で保管してくれたり、保管先から商品の注文があった場合に自動で商品の梱包から発送までやってくれます。
せどらー自身が行うべき作業を効率良くこなしてくれるメリットがありますが、商品を一度手放さなければならず、状態などを容易に確認できなくなるといったデメリットもあります。
商品の不良などがあれば、クレームなどにもつながるから、すべて外注してしまう方法を嫌うせどらーもいるんだ
何より、FBAサービスを利用する場合、出品料に加えて商品管理のために多くの手数料が発生します。
せどりは薄利多売な側面が強いので、Amazonのサービスを利用できるだけの利益を出せるかどうかがせどりで成功するための重要なポイントとなってきます。
Amazonのサービスを利用せずに、すべての作業を自分で行うせどらーもいれば、商品の管理やリストアップなどはクラウドソーシングサイトで外注するといったせどらーもいます。
発送業務だけの外注などもあり、自分の得意なことだけ自分でやるスタイルもあります。
せどりのやり方は千差万別だから、自分に合った規模ややり方はやりながら調整していく必要があるな
まとめ
せどりは、基本的に個人で行う小売業の一種です。
商品を一から生み出す必要がなく、すでに世の中に出回っている既存品の中から、レアなアイテムなどを見つけ出し、手に入らない人々に届ける側面が強い仕事です。
商品の仕入れから購入者とのやりとり、最後の商品発送や料金の回収まで一連の流れを繰り返す作業です。
楽ではなさそうだけど、一度やり方が身につけば、一定の利益を出せそうだね!
コツコツと同じことを繰り返す作業が苦にならない人に向いている作業でもあるな
せどりに興味をもったなら、まずは大まかなやり方を押さえましょう。
そこから自分にとってやりやすい方法に調整していく方が、結果として継続的にせどりを続けやすいのでおすすめです。
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