最近は個人でも自身で仕入れた商品を売買できる環境が整っています。
そのため、せどりを行う方も増加傾向にあります。
しかし、せどりは始めるのは簡単ですが、結果を出すのは容易ではありません。
正しい知識、手順などを身につけた上で実践していきましょう。
今回はせどりで稼ぐためのノウハウなどをまとめましたので徹底解説します。
Contents
せどりで稼ぐ前に準備しておきたいもの
せどりは正しい知識を身につければ稼ぐことができます。
そして、せどりで効率的に稼ぐには、事前に準備しておきたいものがあります。
まずはせどりで稼ぐ前に、必要最低限揃えておきたいものを3つ見てみよう
パソコン・スマホ
せどりは基本的にヤフオクやAmazonなど、インターネット上のプラットフォームを利用します。
そのため、パソコンやスマホといったインターネットにつながる機器を揃えておくことは必須です。
最近はスマホの爆発的な普及により、若者のパソコン離れが加速しているという声も聞かれます。
しかし、本格的にせどりで稼ぐにはスマホだけでは非効率的です(例:商品の出品作業やリサーチ作業など)。
このような理由からせどりではスマホだけではなく、パソコンも用意しておくようにしましょう。
ちなみにせどりで使用するパソコンのスペックは「そこそこ動くレベル」で十分です。
現在、パソコンを持っていない方は中古の格安パソコンを1台準備しておくといいな
仕入資金・クレジットカード
せどりで稼ぐには、各販売プラットフォームに出品する商品が必要になります。
この販売する商品を仕入れるための資金も事前にある程度確保しておかなければなりません。
日常生活を送るのに困らない程度の給料をもらっている方であれば、おそらくこの点はクリアできるでしょう。
ただし、せどりは
「本業の給料だけでは生活が難しいから」
という理由で始める方もいます。
このような方の場合、自己資金のみで商品を仕入れるのが難しいこともあります。そのため、資金力に乏しい方は、せどり用に1枚クレジットカードを用意しておくことをおすすめします。
クレジットカードであれば、商品の仕入れ代金を支払うタイミングは翌月以降です。
この支払いサイクルだと、初期の資金力が少ない方でも効率的に商品を仕入れることが可能になります。
仕入れた商品を販売するためのプラットフォーム
前述のようにせどりは仕入商品を販売するためのプラットフォームが必要です。
近年はインターネット上で商品の売買が可能なプラットフォームが増加しています。
そのため、販売プラットフォームに関しては心配する必要はありません。現在、せどりの販売先に使用されている主なプラットフォームをまとめましたので参考にしてください。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- Q10
- ヤフオク
- モバオク
- メルカリ
- ラクマ
- ブクマ!
- オタマート
このようにせどりを行う販売プラットフォームは、ショッピングモール型、オークション型、フリマ型に分類することができます。
この中で、特にせどりでよく使用されているプラットフォームはAmazonやヤフオクです。
ショッピングモール型に分類されるAmazonは日本最大級の集客力を誇っているため、せどりの初心者でも正しい手順で実践すれば、結果は出しやすいです。
また、Amazonの場合はFBAと呼ばれる物流サービスも提供されています。
FBAを利用することで商品の保管や発送などの作業をAmazon側で行ってくれるから、作業時間が確保しにくいサラリーマンの方でもムリなく取り組むことが可能だ
Amazonとはタイプが異なるヤフオクも国内最大級のオークションサイトで有名です。
せどりで結果が出ない要因はさまざまですが、そのうちのひとつに「集客が困難」というのが挙げられます。
Amazonやヤフオクはリアル店舗で例えると、都内の人通りが多い一等地に出店するようなものです。
人通り(露出)が多ければ商品も売れる可能性が高くなるため、この2つのプラットフォームはせどり実践者からも大変な人気があります。
ちなみにフリマ型のプラットフォームを利用する場合は、メルカリが使われることが多いです。
各販売プラットフォームの特徴はそれぞれ異なるから、事前に販売する商品との相性などもリサーチしておくといいんだね!
せどりで稼ぐための4つのノウハウを解説
せどりで稼ぐ事前準備ができたら、販売する商品を仕入れて出品をしていきましょう。ここではせどりで稼ぐために必要な基本ノウハウを4つ解説します。
販売する商品のジャンルは絞る
せどりを始めるときにやりがちなミスのひとつに、「高利益が期待できる商品を片っ端から仕入れる」というのがあります。
たしかに利益率が高い商品を多く仕入れることができれば、その分稼げる確率も高まります。
しかし、目についた商品すべてを仕入れるのは非効率的なやり方です。
特に初めてせどりを始める方の大半は、本業を持ちながらの作業になることが予想されます。
本業が終わったあとのわずかな時間で、全ジャンルの商品をリサーチするのは不可能に近いです。
また知識がないジャンルを扱うのは想像以上に頭を使うため、疲労度も大きなものになります。
このような理由からせどりで効率的に稼ぐには、商品ジャンルをある程度絞るようにしましょう。
自分の得意なジャンルの商品のみを扱うことができれば、出品するときの商品説明文もスラスラと書けることができますし、商品に関する質問があったときもスムーズな対応が可能になります。
知識が豊富なジャンルを扱うため、体力面や精神面でも大きな負担がかかることがないのがメリットだ
仕入れる商品の価格相場を把握しておく
せどりの基本は「安く仕入れて、高く売る」ことです。
そのため、商品の価格相場を把握することはきわめて重要なポイントになります。
1個3,000円で販売されている商品を4,000円で仕入れ、5,000円で出品しても売れる確率は低いです。
このような理由から仕入れを行う際は、
「その商品は現在いくらで販売されているのだろう?」
といった疑問をしっかりと解消しておきましょう。
ただし、各店舗やネット通販の販売価格をひとつずつ確認するのは非常に大変な作業です。
そのため、せどりでは価格相場をリサーチすることができるツールを使うのが一般的です。
商品価格の相場を調べるツールでよく使用されているのは、モノレートやオークファンだ
モノレートはAmazonで販売されている商品の価格相場や販売状況などをリサーチできます。
また、オークファンではAmazonはもちろんのこと、ヤフオク、メルカリ、モバオク、楽天市場、Yahoo!ショッピング、eBayなど国内外のオークションサイトやショッピングサイトで販売されている商品の価格相場を調べることができます。
これらのツールを利用すれば、1店舗ずつ価格をリサーチする必要もないため、作業時間の短縮にもつながります。
モノレート、オークファンの詳細は以下のページで確認することができます。
せどりで効率的に稼ぐには必須に近いツールとなるため、基本的な使い方はしっかりと覚えておきましょう。
参考モノレートhttps://mnrate.com/
参考オークファンhttps://aucfan.com/
需要と供給を考えて商品を仕入れる
せどりで効率的に稼ぐには、需要と供給も考えて仕入れるようにしましょう。
たとえばですが、冬場に扇風機を仕入れて販売しても売れる確率は低いです。しかし、扇風機の需要が高くなる夏場に販売すれば売れる可能性は高くなります。
このようにせどりで効率的に稼ぐには、時期や環境なども考慮して仕入れを行うのが理想的です。
上の扇風機は家電のジャンルに該当しますが、これは他のジャンルにも同じことがいえます。
一例を挙げると受験シーズンには、大学入試の過去問題などが掲載されている赤本の需要が高くなりますし、人気アーティストの「デビュー○○周年」といった記念イヤーには関連グッズがよく売れる傾向にあります。
どの商品ジャンルでも必ず需要と供給のバランスが存在するから、商品を仕入れるときは意識しておくといいってことだね
近い将来に価値が上がりそうな商品を仕入れる
せどりは先のことも考えて仕入れを行うと、高利益を生み出しやすいです。
たとえばですが、2016年に解散した超人気アイドルグループのSMAPは解散騒動があった年に関連グッズ(CDなど)が爆発的に売れていきました。
また、2018年に引退したカリスマ的歌姫の安室奈美恵は、その前年に引退発表をしましたが、やはり直後から関連グッズがヤフオクなどで高値で取引きされています。
これは前述の需要と供給に似ていますが、近い将来に価値が上がりそうな商品を見極めるのはせどりで稼ぐためには大切なことです。
家電ジャンルでいうと扇風機などの季節家電は、需要が低い3月や4月の時期は安く仕入れることができるぞ
安く購入できる時期に商品を仕入れておき、需要が高まる時期になったら出品する、といった工夫を施すことで、通常よりも高い利益を出すことが可能になります。
まとめ
今回はせどりで稼ぐ方法などを解説しました。
せどりの基本は「安く仕入れて、高く売る」ことです。
そして確実に利益を出すには、需要が高い商品をしっかりと見極めたり、集客面をクリアしているプラットフォームを利用することです。
せどりは正しい知識、手順で実践すれば結果は出やすいぞ!
現在、せどりで結果が出ていない方や、せどりに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
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