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投資信託とはそもそもどのような投資なのか

投資信託という投資

投資信託はしばしばファンドという呼び方がされることも多い、リスクを含む金融商品です。

投資の手法は、多くの投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる投資信託の運用のプロが何に投資するかを決め、その結果、利益を得ることができた場合に、投資家の出資比率に応じて利益を分配するというシステムになっています。

投資信託がしばしば初心者向けの投資方法といわれるのは、出資金額を自分で自由に決められることと集まったお金はファンドマネージャーという投資信託のことをよく知ったプロフェッショナルが運用してくれるため、まるごとお任せできるところです。

ただ、集まったお金をどのような分野に投資するかはファンドマネージャーの判断に基づいて行われますので、ファンドマネージャーの腕次第で運用成績が好調な投資信託もあれば、マイナスになってばかりの投資信託も出てきます。

そのため、初心者向けとはいうものの、何を対象にどのような運用方針に基づいてポートフォリオを組むかをしっかりと説明できるファンドマネージャーが運用する投資信託を選ぶことが大切です。

くれぐれも、長年利用している地元の金融機関で勧められたから内容も見ずに安易に入ってしまったということがないようにしましょう!

投資信託は投資した金額が戻ってくるわけではないリスク商品

株式や外国為替証拠金取引では、上がるか下がるかによって利益を得る、あるいは損をするといったことは、投資の経験がない人でも知っていますが、特に投資信託となると、ファンドマネージャーが全部やってくれるので、必ず利益が出る、あるいは元金が全部戻ってくると考えている人は少なくありません

けれど、ポートフォリオと呼ばれる、何にどれだけ投資するかという投資信託の内容次第によっては、基準価額の大きな下落につながる可能性が大きいリスク商品なのです。

わかりやすい例としては、投資家から集まったお金を国内株式だけに投資したポートフォリオの場合です。

国内景気が回復傾向にあり、さらに好景気に沸いているときであれば、どんどん基準価額は上がってくことでしょう。

その一方で、世界中を巻き込む世界同時株安が起こった場合、購入していた株式の価格は大幅に下落します。

当然のことながら投資信託の価値を示す基準価額も一気に大幅下落しますので、ポートフォリオの内容は非常に重要です。

株式が下がれば債券が上がるというのは、コインの裏表のような動きになっていますので、株式と債券の比率が半々だったり、あるいはこれから先は株式と見れば株式の比率を増やし、債券で手堅くならば債券の比率を増やした投資信託を選ぶことが、投資信託とは何かを考えるうえで外せない要素と言えます。

どこで投資信託を始めるのがよいのか

投資信託が投資家から投資資金を集め、それを株式や債券などに投資してリターンを稼ぐという投資方法であることが分かれば、では、どこで投資信託を始めるのがよいのかという疑問が出てくるでしょう。

証券会社は数多くの投資信託を取り扱っており、近年は地元の信用金庫や特定郵便局などでも投資信託を買うことができます。

また、個人投資家にとってうれしい、利益から税金が徴収されない少額投資非課税制度、通称NISAなら、証券会社に口座を作ることによって、投資信託での投資が可能です。

ただ、NISAそのものは10年の期限を切って始まった制度ですので、もうじき終わります。

その後を引き継ぐのがつみたてNISAで、長期間にわたって投資をする場合や積立によって投資信託を行う場合に利用できるNISAとなり、今後はこちらに移行することが決まっています。

つみたてNISAは、これまで投資信託を買った経験はないけれど、少しでもお金を増やしたいから、非課税のNISAを利用したいという初心者にオススメです。

投資信託とは分散投資に適した投資商品

株式投資の場合は当然のことながら上場されている株式しか買えませんし、外国為替証拠金取引ではペアとなる外貨を選ぶことで、為替の変動によって利益を得る投資方法です。

どちらも株式だけ、外貨だけといった具合に投資対象が限定されるのに対し、投資信託は株式と債券といった具合に、投資対象をさまざまなもので組み合わせることが可能なのが、他の投資方法との最も特徴的な違いとなっています。

株式が崩れた時には債券が支え、その逆もまたしかりとなるほか、国内株式や債券に限定することなく、海外の株式や債券を組み込むこともできます。

投資の世界には、卵は一つのかごに盛るなという有名な格言がありますが、これは一極集中で投資することによって、かごを落としたときにすべての卵がダメになってしまうという例えから、リスクを減らすために分散投資をするようにという意味です。

卵を一つのかごに盛らないようにするには、少なくとも株式と債券の両方に投資している投資信託を選ぶことが重要で、より知識が増えてきたときには、世界の金融情勢を見極めながらグローバルに投資をするタイプの投資信託が、驚くような高パフォーマンスを見せる可能性があります

その意味からも、投資信託はいくつものかごに卵を入れることでリスクを低くすることが可能なのです。

初心者はやはり投資信託から

投資信託が初心者に最適なのは、少額からの投資が可能なことが一番に挙げられます。

株式投資も外国為替証拠金取引も、ある程度まとまった資金が必要です。

株式を入手するには安くても10万円台のお金が必要ですし、外国為替証拠金取引においても外貨購入にあたっての最低購入金額を定めています。

その点、投資信託は積立方式を選ぶことによって、毎月1万円で積み立てながら投資信託の口数を増やしていけますし、まとめて買うにしても、3万円分だけ買いますといった選択が可能です。

昨今はワンコインから買える投資信託やポイントで買えてしまうなど、さまざまな工夫を凝らした投資信託が登場しています。

少額から行える投資は、分散投資でリスク軽減が図れるほか、運用そのものは金融知識の豊富なファンドマネージャーが行ってくれます。

株式や債券、さらに外貨というものは、世界中の経済とつながっていますので、現時点での株式市場に為替市場、そして将来これらの市場に影響を与える要因を把握するには、機関投資家と呼ばれる情報収集に長けたプロのファンドマネージャーが行うことで、パフォーマンスが高くなるのは事実です。

凄腕ファンドマネージャーもいるのがうれしい投資信託

投資信託の中には飛びぬけて高いパフォーマンスをみせる、いわゆる投資信託の価値を決める基準価額が極めて高いものがしばしば登場します。

投資信託は非常にたくさんありますが、その中でパフォーマンスのよいものとそうでないものが存在する理由として最も大きいのが、ファンドマネージャーの腕です。

状況を的確に見抜き、何に、どれだけの比率で投資を行えばリターンが得られるかという知識を豊富に持っているファンドマネージャーは、しばしばカリスマと呼ばれます。

カリスマファンドマネージャーが運用する投資信託は、あっという間に売り切れてしまったり、購入にあたっては資金の一括投入が条件だったりと、そもそも買うことができないということも多いのですが、買えるチャンスがあるならぜひともトライしたいところです。

大きなリターンを与えてくれる期待が持てる凄腕ファンドマネージャーに任せることで、想像以上のリターンが得られる可能性があることも、投資信託ならではの特徴です。

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