今話題！金積立をおすすめする理由とは？！

最近注目されている金積立。この金積立に興味がある方も多いかと思います。

金積立とは毎月一定の金額で金を購入していく方法のことで、自分の好きな金額を金で預貯金するといったイメージです。

ここでは、金積立がおすすめの理由やメリットなどについて詳しくご紹介してみますので、ぜひ読んでみてくださいね！

金積立とは

金積立とは毎月金そのものが送られてくるわけではなく、取り扱い会社がデータを保管しておくため、金を保管しておく必要はありません。

取り扱い会社によって違っていますが、ほとんどの場合購入者が指定した金額を毎月買い付けすることになっており、たとえば5,000円積み立てると設定していれば、毎月決まった日にその分の金をその日の価格で購入します。

このような購入方法をドルコスト平均法と言い、長期間続ければ購入単価を安くできるのがメリットです。

ちなみに、このドルコスト平均法という手法はさまざまな投資で行われており、特に金の相場は今後価値が上がっていくと予想されるので期待大の手法です。

金積立は全くの初心者であっても安く金を買い、確実に資産が築ける投資方法だと言っていいな

金を買うメリット

金のメリットそのものが金に投資するメリットと言っていいでしょう。そもそも金は鉱物なので全世界に埋蔵されている量に限りがあります。

そのため、価値がゼロになることはありえません。

さらに、途上国であっても先進国であってもその価値は同じで、世界情勢の変動にもあまり関係なく、テロや紛争などが起きれば金を購入する人が増えるため、逆に価値が上がるのが特徴です。

金を買うデメリット

ただ、金のデメリットとしては為替変動に影響されること。

金取引はアメリカドルで行われるので、日本での金の値段はアメリカドルの影響をもろに受けるということです。

たとえば、1ドル100円の時に金を1,000円分購入した場合と、1ドルが150円になった時に1,000円分の金を購入した時では当然100円の時に買う方がたくさん買えるのは当然です。

つまり、海外から何か輸入品を買う時と同じであり、円高になれば金の値段は下がりますし、逆に円安になると金の価格が上がる…ということになりますね。

さらに、金だと株式や投資信託のような配当金や利息なども付かないので注意しましょう。

金積立をおすすめする理由

では、金積立をおすすめする理由を挙げてみましょう。

インフレや有事に強い

金積立をおすすめする理由に、インフレや有事に強いというのがあります。

たとえば、ある国で何か事件やテロ、紛争が起きた場合にその国の通貨が下がってしまい最悪の場合紙きれと同じになってしまいます。

その理由はそもそも通貨はその国の信用で成り立っているからで、通貨そのものに価値は存在しないからです。

日ごろ私たちが当然のように使っているお金は自分の国の通貨に価値があると思っているから流通しているわけなのです。

いっぽうで、金は現物資産なので金そのものに価値がある上、希少な金属なので全世界で共通の価値があります。

つまり、テロや戦争などが起きた場合に金の価値が上がるというわけです。

手間がかからない

また、金積立だと手間がかからないのもおすすめする理由の1つです。

金積立で購入した金は取り扱い会社に預託するためコストや保管の必要がありません。

金そのものを買うとなれば保管しなければなりませんが、金そのものを手元に持っておきたい人ならともかく、自宅などに置いておくとなれば盗難のリスクや保管場所が必要になります。

また、金積立ならいったん口座を開設してしまえば、毎月一定額が自動的に積み立てられるので時間や手間がかかりません。

仕事や家事で日ごろ忙しくしている方でも気軽に投資できるおすすめの方法だな

少額からでも始められる

さらに、金積立ならたった1,000円からでも始められるのもおすすめの理由です。

取り扱い会社によって違いますが、1,000円からでも積立可能な会社もあります。

口座を作れば、毎月決まった金額が自動的に自分の口座から引き落とされるので非常に便利です。

また、最初は1,000円から始めても後で積立額を増やしたり、ボーナス月だけ多めに購入したりできる場合もあります。

自分の都合によって金額が変えられるのはうれしいね

さまざまなものに交換できる

金積立を行った場合、金地金以外にも宝飾品や金貨などに交換ができるのもおすすめの理由です。

積立てた金は世界の金市場で認められた金地金と交換できるので、長期間積立続ければその分たくさんの金地金と交換できます。

また、金地金以外にも宝飾品や金貨などと交換することもできますし、当然現金にしたい時は希望する量の金を売却し、現金化も可能です。

つまり、それまで積み立てた分がきちんと形として残るというわけだな

消費寄託の場合運用益が得られる

金積立で消費寄託を選んだ場合、運用益が得られるのもおすすめの理由です。

この消費寄託とは購入した分の金の所有権を販売会社に移管し、金を運用してもらう方法です。

いっぽうで、他の保管方法として特定保管というのがあり、こちらは金を販売会社の資産として保管しないため運用益を受け取ることはできませんが、より安全に保管することが可能です。

どちらの保管方法なのかは取り扱い会社によって違っているため、自分が希望する保管方法の会社を選ぶようにしましょう。

他の投資のリスクヘッジになる

金積立がおすすめの理由に、他の投資のリスクヘッジになるというのがあります。

たとえば、あなたが今株式投資や投資信託などを行っているとすると、金積立を行うことでリスクヘッジとして利用できます。

一般的に株式相場が下がると投信信託も下がることが多いです。

つまり、株式投資と投資信託だけを行っていれば、どんどん損失が膨らんでいくんだ

いっぽうで、株式相場が下がると逆に金相場は上がる傾向があるので、株式投資などを行っている場合に金積立も並行して行っていれば、相場が下落した時のリスクヘッジになるわけです。

金積立を行う際の注意点

スポット買いは避ける

金積立はスポット買いができるのが特徴ですが、業者から強く進められたり、安易な判断で行うのはやめましょう。

スポット買いがうまくいけば利益が出ますが、その保証はどこにもないからです。

投資は将来を予測して行うもので、ニュースやネットなどで何かしら情報が出たからといって投資を行っても、その時点で高値づかみの可能性が多いです。

そのため、ニュースやネットなどで情報を得た後でスポット買いしたところでほぼ損をすると言っていいくらいです。

ボーナスが出た、臨時収入があったなどの理由でスポット買いをするのは問題がないですが、こういったスポット買いは避けた方が無難です。

金積立のメリットは毎月一定額を積み立てることでリスクを回避できること。

あまり頻繁にスポット買いを行うのはおすすめしません。

情報に惑わされない

金投資で大儲けする方法などの書籍を目にすることがありますが、金積立にマニュアルはありません。

預貯金と同じ感覚でコツコツと購入し続けることが成功のコツです。

まとめ

金積立をおすすめする理由などをご紹介しました。

金積立はリスクが少ない代わりにリターンも少ない投資法です。

ただ、有事の際に強く金そのものに価値があるためメリットが多いと言えるでしょう。

もし、今金積立に興味があるなら、ぜひ少額からでも始めてみませんか？