最近は、ごく一般的に資産運用する人が増えてきました。
ネット証券の台頭やつみたてNISAやiDeCoといった国の政策によって投資人口は増加しています。
そんな中で、金(ゴールド)への投資を考える人も増えてきました。株式や債券、投資信託といった金融商品に比べ、世界経済に変調があったときに安全資産として購入される金(ゴールド)を保有したい人は多いようです。
しかし、金積立など金(ゴールド)への投資について情報を得るのは簡単ではありません。
今回は金積立に関する情報収集方法をご紹介します。
金積立を検討し始めたら、まずはしっかり情報収集をして自分に合ったものを見つけたいな
まずはネット証券・金融系サイトの情報が安心
まず、金積立限定であるならば、インターネットを活用して情報収集をしていきましょう。
金融系のサイトであれば、金投資のメリットやデメリットについて説明しているものも多いです。
このサイトでも以前記事になったね!
金融系のサイトの中でも東京証券取引所が運営している東証マネ部や東洋経済新聞を母体とする東洋経済オンラインなど、金融系の企業として有名な媒体が運営するサイトがおすすめです。
なぜならば、しっかりと取材をしていて根拠があり、専門的な知見を有する記者さんによって分かりやすく書かれています。
最近は初心者向けのコラムなども増えているので、投資初心者でも無理なく読めるのも魅力です。
また、金積立を基本的に初めてみたいと思っているならば、ネット証券のコラムなどを参考にする手もあります。現在、SBI証券・楽天証券・マネックス証券といった日本のネット証券では、手軽に金積立ができるようになっています。
しかも、ネット証券であれば金積立以外の投資に興味が出てきた場合にもそのまま同じ口座を活用して投資を開始することができます。
それゆえ、投資初心者であらゆる金融商品が気になるようであれば、ひとまずネット証券に口座開設してみるのも一つの手です。
口座保有者にはイベントやセミナーの情報や動画配信のセミナー参加の権利が得られます。
口座開設は、現在ネット上で手軽にできるようになっており、余計な初期費用がかからない上、口座管理手数料はかかりません。情報収集のために口座開設だけしている人もいます。
口座開設をしておけば、金積立を始めたときにすぐ始められます。
金積立は金積立専用の取引で管理できるので他の投資と区別して行うことが可能です。何より、金積立口座を開設すると同時に金積立に関する情報がメルマガ配信されたり、金の価格の推移をHP上から確認することができます。
お金をかけずにひとまず、金積立について知りたいということならネット証券からの情報収集がおすすめだ
経済雑誌や書籍なども情報元に
金積立は、基本的に金(ゴールド)を一定の金額もしくはグラム数で毎月買い付けしていく投資手法の一つです。
自動設定をしてしまえば、定期的に買付は自動的に行われるため、特に何もしなくても投資ができてしまいます。
しかし、そうなると自分なりの投資の信念などがないと投資をしている実感も湧かずにやめてしまうといったことになりかねません。金積立は少額を時間分散させて投資することで、利益を最大化していく投資です。
それゆえ、じっかりと投資の軸は持っていた方が失敗をせずに済みます。金投資や金積立の基礎知識を理解したりしたい場合は、ネットよりも経済雑誌や書籍の方が体系的に学べるのでおすすめです。
経済雑誌の方が基本的に金投資などのトレンドを押さえた金積立について知ることができます。その時点で、もっとも手数料が安く済む証券会社の情報や、複数の業者の比較を第三者視点で記載してくれているので、営業目的のない情報を知る機会になります。
より基本的なことだったり、金投資全般のことを一気にしりたい場合は書籍を手にとると良いでしょう。
書籍は一冊数千円だが、一度購入すれば繰り返し読むことができるし、金積立をやっている中で分からないことが出てきたときに参考にすることも可能だ
専門用語などは索引を活用して調べることができます。
書籍にはすぐに廃れない情報が記載されていることが多いので、自分の投資指針を考える際などに参考になります。コストや税金の知識なども記載されているので、金積立を始める前に必要なことは分かるはずです。
ブログやSNSは参考までに
最近は、ブログやSNSで情報収集をする人も増えてきました。逆にいえば、ブログやSNSを活用して、個人・法人問わず情報発信するようになりました。個人投資家が大きな影響力を持っていたりします。
それゆえブログやSNSで金投資や金積立について知る機会も増えています。しかし、個人のブログやSNSの中には自分が利益を出すために情報発信する人も多いです。
もちろん、良心的な情報を発信している人はいます。自分のなりたい像に近いモデルを見つけることができれば、投資を続けやすいといった側面もあります。
しかし、投資初心者がそういった人にアクセスするのは難しいので、あまり無理せず、まずは情報を鵜呑みにしすぎないことが重要です。
それでも、ブログやSNSには個人の体験談などもあります。実際に投資をしたことがない人にとって金積立の世界は未知の世界でしょう。
「もしかしたらこういうこともあるのかな?」といった形で参考にしておくと、最悪の事態を防げる可能性があるってことだね
そうだな。上手に情報を取捨選択していく分には、ブログやSNSも貴重な情報源になるはずだ
貴金属専門店から情報収集する方法も
一番確実に金積立についての情報を得たい場合は、取り扱っている貴金属専門店に足を運ぶのがおすすめです。
最近は、貴金属を購入する層も多様化しており、貴金属専門店に入るハードルは一般の人でも低くなっています。
実際に金(ゴールド)の現物を買うことがなくても、金市場のことに詳しい専門家が貴金属専門店にはいるので、お店に通いながら学ぶ方法もあります。
店頭で購入するとネット経由よりも高いので、コストを抑えたい場合は貴金属専門店でネット口座を開設するのがおすすめです。
年会費などのコストがかかりますが、ネットで購入するので店頭や電話注文よりも手数料を安く済ませることができます。
貴金属専門店は、主に金(ゴールド)の売買を行う専門店です。貴金属であれば取り扱うため、金(ゴールド)以外にもプラチナや銀を扱うお店もあります。
投資用の商品を取り扱っているお店は少なく、日本では田中貴金属工業や三菱マテリアルなどがあります。
貴金属専門店では、金宝飾や金貨などのコインも販売しているので他の金投資も木になるなら貴金属専門店で購入するのがおすすめです。
近年は、利用者の増加に伴い、金積立サービスを提供する業者が増えてきました。貴金属専門店であれば、金積立でまとまった金(ゴールド)を保有し、現物に変えたい時にすぐに対応してもらえます。
口座開設をしていない人でもセミナーなどで学ぶことができるから、情報収集の一環として利用してみても良いな
まとめ
金積立は、他の投資に比べるとかなりマイナーな投資に位置づけられます。
しかし、投資人口の増加と世界的情勢の不安定さが増す昨今、金(ゴールド)の需要は日本人投資家にとっても増しています。
金積立は少額から金(ゴールド)を保有できる投資の一つです。
情報収集は他の投資に比べると難しいですが、利用者が増えれば情報もとりやすくなっていくはずです。
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